モニタリング
Lotus Domino システムをモニターする
IBM(R) Lotus Domino(R) では、システムの動作状況とプラットフォームの使用をモニターするために使用できる統計が作成されます。また、Lotus Domino システムの処理、ネットワーク、使用状況について知らせるために連携して使用できる多くのサーバーモニター機能を備えています。Lotus Domino Administrator、Web サーバー管理クライアント、またはサーバーコンソールの 3 つのツールのうち 1 つを使用して、システムをモニターできます。たとえば、Lotus Domino Administrator で、Lotus Domino Server モニターと統計を使用して、システムのステータスをグラフィック表示できます。サーバーコンソールでは、定義済みの色やテキストの属性を使用して処理のステータスを表示できます。
Lotus Domino Administrator には、Lotus Domino システムの設定、表示、記録に使用する、次のシステムモニター用ツールが組み込まれています。
モニター用データベース -- モニター文書、情報、および結果が格納されます。統計 & イベントデータベース (EVENTS4.NSF) には、モニターの設定に使用する文書を保存します。統計、統計しきい値、およびイベントメッセージに関する情報もこのデータベースに含まれます。統計モニターデータベース (Statrep.nsf) には、収集された統計レポートが保存されます。また、ログ記録されたイベントに関する情報を保存するように設定できます。Notes Log (Log.nsf) はサーバーのログ文書を保存します。
モニタリング設定文書 -- イベントを構成する要素とイベントの処理方法を定義、設定する文書です。さらに、イベント発生時にコンソールに表示されるメッセージのカスタマイズにも使用できます。
サーバータスク -- Lotus Domino システムについての情報を収集して記録します。Shutdown Monitor タスクは、Lotus Domino の終了が要求されたときに Lotus Domino が確実に終了するようにします。Process Monitor タスクは Microsoft Windows プラットフォーム上の Lotus Domino にのみ適用され、Lotus Domino Server 環境で実行されるプロセスをモニターします。Event Monitor タスクは、イベントにイベントハンドラが設定されているかどうかを確認します。設定済みの場合は、処理を行うために、指定されているユーザー、データベース、またはサーバー管理プログラムにそのイベントを送信します。Statistics Collector タスクでは、Lotus Domino Server の統計が収集され、統計モニターデータベース (STATREP.NSF) または指定した別のデータベース内に統計レポートが作成されます。ISpy タスクでは、TCP サーバーとメール配信のイベントジェネレータが実行されます。
統計 -- Lotus Domino ではシステムで現在稼動しているプロセスのステータスを表す統計が収集されます。たとえば、[Free space on drive C] 統計はドライブ C で利用可能な空き容量を表します。これらの統計と、あらかじめ決められている統計のしきい値を使用して Lotus Domino システムとプラットフォームの両方の統計をモニターします。
Lotus Domino server モニター -- モニターしているサーバーのステータスを視覚的に表します。
関連項目
Lotus Domino システム上のイベントをモニターする
用語集
フィードバック
ヘルプ
または
プロダクトユーザビリティ
?
ヘルプの使い方
すべてのヘルプ項目
用語集