WEB サーバー


Web サイトを運用する
IBM(R) Lotus Domino(R) で Web サイトを運用するには、Web サイト文書を使用します。Web サイト文書も、インターネットサイトの一種です。

Web サイト文書は、Web サイト設定情報を記述するための文書で、他のタイプのインターネットサイト文書と同じように [サーバー - インターネットサイト] ビューで管理します。ただし、以前のバージョンとの互換性を保つために、Lotus Domino HTTP タスクでは R5 の [サーバー - Web 設定] ビューもサポートされています。Web 設定の使用について詳しくは、項目を参照してください。

インターネットサイトビューを有効にするには、サーバー文書の [基本] セクションで [サーバー - インターネットサイトからインターネット設定の読み込み] をクリックします。

詳しくは、この章の「Web サーバーの設定ビューからインターネットサイトビューに変換する」を参照してください。

Web サイト文書を使用して Web サイトを運用するWeb サイトは、物理的なサーバーと明示的には関連付けられていません。1 つの Lotus Domino ドメインで、多数の Web サイトをサポートすることもできます。どの Web サイトも、任意の個数のホスト名やホストアドレスと関連付けることができます。同一の Lotus Domino ドメイン内のサーバーはすべて、[インターネットサイト] ビュー内の同一の Web サイト文書を使用できます。管理者は、サイトをサポートする Lotus Domino Server を指定します。どの Web サイトも、セキュリティ、ファイル保護、および URL に関するルールを独自に持ち、管理者はそれらを必要に応じて変更できます。
デフォルトでは、Web サイト文書は特定の Lotus Domino Server には関連付けられていません。同じ Domino ディレクトリを共有する (つまり、同じ Lotus Domino ドメインに置かれている) すべてのサーバーは、自動的に、インターネットサイトビューの同じ Web サイト文書を使用します。このため、ドメインに新しいサーバーを追加するたびに、同じ Web 設定を再作成する必要はありません。1 つの Web サイト文書を追加または変更すると、そのドメインに含まれているすべてのサーバーに対して変更が自動的に適用されます。

Web サイト文書のオプションフィールドでは、サイトを運用するための Lotus Domino Server を指定できます。このフィールドにリストされていないサーバーには、サイト設定は読み込まれません。

Web サイトを設定するにはLotus Domino Server 上の Web サイト文書を設定するには、次の作業を実行します。
1 [インターネットサイト] ビューを有効化する

2 Web サイト文書を作成する

3 (省略可能) Web サイトのルール (ディレクトリ、置換、リダイレクト) を作成する

4 (省略可能) ファイル保護を作成する

5 (省略可能) 領域認証文書を作成する

関連項目