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サーバーコントローラを起動、停止する
サーバーコントローラ、IBM(R) Lotus Domino(R) Server、Lotus Domino のコンソールを起動するには、次の手順を実行します。

1 Lotus Domino Server が実行中の場合は、シャットダウンします。

2 Lotus Domino Server を開始するために通常使用するものと同じコマンドを使ってサーバーコントローラを起動しますが、コマンドには引数 曜c を追加してください。たとえば、Microsoft Windows XP でデスクトップ上のショートカットアイコンを使用して、ディレクトリ c:\lotus\domino からサーバーを実行する場合、ショートカットのリンク先を次のように指定します。


サーバーコントローラは、独自のウィンドウで実行されます。サーバーコントローラウィンドウは最小化できますが、サーバーコントローラを停止する場合は、ウィンドウを閉じないでください。代わりにコンソールからコントローラの Quit コマンドを使用して、サーバーコントローラと制御対象のサーバーを停止します。

サーバーコントローラを実行すると、サーバーで通常のコンソールにアクセスできなくなります。通信には、必ず Lotus Domino コンソール、または Lotus Domino Administrator か Web サーバー管理クライアントのコンソールを使用します。

サーバーコントローラを実行する際の追加の引数Lotus Domino Server と Lotus Domino コンソールをサーバーコントローラとともに開始できるのは、引数 -jc を使ってサーバーコントローラを起動した場合のみです。次の 2 つの追加引数を指定すると、このデフォルトの動作を変更できます。-c と -s。
サーバーコントローラの起動時に Lotus Domino コンソールを実行しないようにするには、-c を使用します。マシンの処理速度が遅い場合やメモリ容量が少ない場合には、コンソールを実行しないほうがよいこともあります。。この引数を使用してコントローラを起動していて、Lotus Domino Server ID にパスワードが必要な場合、Lotus Domino Server はサーバータスクを実行しない状態で起動します。サーバータスクを実行するには、コンソールからサーバーコントローラに接続し、画面の指示に従ってサーバーパスワードを指定する必要があります。

サーバーコントローラの起動時にサーバーを実行しないようにするには、-s を使用します。この引数は -c と一緒に使用してください。そうすると、サーバーから直接実行するユーザーはサーバーコントローラのみを起動できます。そして、リモート管理者がサーバーを起動し、必要なパスワードをコンソールからリモートで指定することができます。
説明
nserver -jcサーバーコントローラ、サーバー、Lotus Domino コンソールを実行します。
nserver -jc -cサーバーコントローラとサーバーを実行します。
nserver -jc -sサーバーコントローラと Lotus Domino コンソールを実行します。
nserver -jc -c -sサーバーコントローラのみを実行します。
関連項目