フィールド | アクション |
トランザクションログ* | 次のいずれかを選択します。
- [有効] -- トランザクションログを開始します。
- [無効] (デフォルト) -- トランザクションログを使用しません。
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ログのパス* | トランザクションログのパス名を入力します。
最良の結果を得るには、専用のコントローラを備えた RAID (Redundant Array of Independent Disks) レベル 0 または 1 の記憶装置のような、ミラーリングされた独立した記憶装置を使用します。これにより、Lotus Domino データディレクトリのデフォルトのパス (\LOGDIR) を使用する場合と比べて、パフォーマンスおよびデータ整合性が向上します。
メモ:トランザクションログの保存専用として記憶装置を使用する場合は、[ログデバイスのすべての利用できる領域を使用] フィールドを [はい] に設定します。 |
ログデバイスの利用できるすべての領域を使用 | 循環ログと線形ログのみ。次のいずれかを選択します。
- [はい] -- 記憶装置の使用可能な領域がすべてトランザクションログの保存に使用されます。独立した専用の記憶装置にログを保存する場合は、[はい] を選択します。
- [いいえ] -- [最大ログ領域] フィールドで設定したデフォルト値や指定した値が使用されます。
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最大ログ領域 | 循環ログと線形ログのみ。トランザクションログの最大サイズを MB 単位で指定します。デフォルト値は 192 MB です。最大値は、4096 MB (4GB) です。
メモ Lotus Domino が IBM(R) DB2 Universal Database(R) Enterprise Server Edition で動作するよう設定されている場合は、最大ログファイルサイズの 192 MB が必要になります。
少なくとも 1024 MB (1 GB) 以上の容量を持つ個別のディスクをトランザクション用に割り当てなければなりません。
割り当てた最大ログ領域に応じて、3 ~ 64 のログファイルがフォーマットされます。 |
破損したデータベースの自動 fixup | 次のいずれかを選択します。
- [有効] (デフォルト) -- データベースが破損し、復旧のためにトランザクションログを使用できない場合は Fixup タスクが自動的に実行されます。DBIID が新たに割り当てられ、データベースの新規バックアップが必要であることが管理者に通知されます
- [無効] -- Fixup タスクは自動的に実行されません。ログが有効な破損したデータベースで、-J パラメータを指定して Fixup タスクを実行するように管理者に通知します。
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実行時/再起動時のパフォーマンス | このフィールドでは、リカバリーチェックポイントをトランザクションログでどのくらいの頻度で記録するかを制御します。キャッシュからディスクにデータベースのデータが書き出されるため、サーバーのパフォーマンスに影響を及ぼします。
リカバリーチェックポイントを記録するために、ログが有効なデータベースが評価されます。これにより、システム障害が発生したとき、各データベースを復旧するにはどのくらいのトランザクションが必要であるかを決定します。この評価が完了すると、次の作業が行われます。
- 開いているデータベースと復旧に必要な開始点のトランザクションを示す、リカバリーチェックポイントのレコードがトランザクションログに作成されます。
- 保存されていない場合は、データベースの変更を強制的にディスクに保存します。
次のいずれかを選択します。
- [標準] (デフォルトおよび推奨) -- チェックポイントが定期的に記録されます。
- [実行時を優先] -- 記録されるチェックポイントが少なくなります。このオプションを選択すると、必要とされるシステムリソースが少なくなり、サーバー実行時のパフォーマンスが向上しますが、再起動時に適用されるログが増加します。
- [再起動リカバリー時を優先] -- 記録されるチェックポイントが多くなります。このオプションを選択すると、復旧に必要なトランザクションが少なくなるため、再起動時の復旧時間を短縮できます。
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ログ方式** | 次のいずれかを選択します。
- [循環] (デフォルト) -- ログファイルを再利用して古いトランザクションに上書きします。
- [アーカイブ] (推奨) -- アーカイブ後、ログファイルを再利用します。ログファイルは、ログファイルが非アクティブな場合に再利用できます。これは、再起動時の復旧に必要なトランザクションがログファイルに含まれていないことを意味します。既存のログをコピーしてアーカイブするには、サードパーティ製のバックアップユーティリティを使用します。既存のファイルを再度使用して Lotus Domino を起動すると、ログファイル名が追加されます。すべてのログファイルが非アクティブになってアーカイブされない場合は、追加のログファイルが作成されます。
- [線形] -- ログファイルを再利用し、ログのサイズが 4 GB を超える古いトランザクションを上書きします。
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