セキュリティ


新規システム管理 ECL 用の情報を収集する
配布する ECL を作成する前に、アクティブコンテンツの作成と署名でどのユーザーまたは組織が信頼できるのかを識別しなければなりません。一般的な Lotus Notes アプリケーションを幅広く使用する少人数のユーザーを選択し、次の手順を実行してもらいます。

1 クライアントの ECL から、次のものを除くすべてのエントリを削除します。


2 該当するエントリが実際に不要な場合、後でシステム管理 ECL にアクセス権 [なし] を指定して追加できます。

3 残りのエントリを次のように変更します。
署名者実行できる操作
*/org 形式のエントリ (org はローカルのドメイン/組織)選択されている項目をすべて選択解除します。
-Default-選択されている項目をすべて選択解除します。[-Default-] では、操作を実行する権限はありません。
-署名なし-選択されている項目をすべて選択解除します。
Lotus Notes Template Development/Lotus Notesすべての項目を選択します。この署名者は、すべての操作を実行する権限を持ちます。
4 一定の期間内 (1 週間で十分) は、[セキュリティ違反] ダイアログボックスが表示されたときに、次の点に注意して [署名者を信頼] をクリックします。

署名のプロセスを最初から組織で一括管理していて、少数の信頼できる署名者が署名したオブジェクトだけを使用している場合を除いて、結果として得られる ECL にはスタート時よりも多くの署名者が含まれるはずです。

一定の期間が過ぎた後、管理者はユーザーの ECL 内の一連の署名を結合し、新しいシステム管理 ECL を作成します。

クライアントの ECL のログIBM(R) Lotus Notes(R) クライアントでは、ECL 関連の操作が Client Log (LOG.NSF) の [Miscellaneous Events] に記録されます。これには、次のものが記録されます。


Lotus Notes Client で実行し、ECL ログデータを解析するエージェントを作成すると、ユーザーがクライアントの ECL を管理する方法についての情報や、システム管理 ECL に追加する必要のあるアプリケーションやコードに関する現在の情報をシステム管理者が入手することができます。

関連項目