パフォーマンス


リソースバランシング時に移動可能なデータベースを指定する
リソースバランシング時に移動可能なデータベースを指定するために、管理者はマスター Pin リストを作成します。Domino ディレクトリなどのシステムデータベースは移動できないので、これらを対象に含めないでください。

データベースは、次のいずれかの方法で Pin を設定することができます。移動したくないデータベースをリストに登録するか、移動するデータベースだけをリストに登録します。Pin リストを定義したら、Pin リストプロフィールとして保存します。

ヒント IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator で [サーバー] - [パフォーマンス] タブを選択し、[リソースバランシング] ビューの [有効データベース] リストから個々のデータベースの Pin を設定することもできます。

デフォルトでは、すべてのデータベースが全サーバーに関連付けられています。サーバー名はエントリの一部として指定できます。コロンを使用してサーバー名の部分を指定します。たとえば、Acme/East:mail/*.nsf の指定には、サーバー Acme 上のすべての mail/*.nsf データベースが該当します。

リソースのバランスをとるためサーバーを選択するときには、サーバーがクラスタに含まれているということを Activity Trends が認識しないことを念頭に入れておいてください。異なる複数のクラスタからサーバーを選択したり、クラスタに含まれているサーバーと含まれていないサーバーを混在して選択すると、リソースのバランスをとるためにデータベースをクラスタから移動するよう Activity Trends が提案する場合があります。これを回避するには、各クラスタとクラスタ化されていないサーバー用に別のサーバープロフィールを作成するか、リソースバランシングの対象外とするデータベースを Pin 設定します。

[サーバープロファイルオプション] ダイアログボックスは、リソースバランシングメニューから開くか、[サーバープロファイルオプション] ボタンをクリックします。

マスター Pin リストを作成するには 1 Lotus Domino Administrator で [サーバー] - [パフォーマンス] タブをクリックします。
2 [Activity Trends] - [リソースバランシング] ビューを選択します。

3 [リソースバランシング] - [オプション] を選択し、[サーバープロファイルオプション] ダイアログボックスを開きます。

4 [バランシング] セクションを展開し、[Pin リスト] をクリックします。

5 [データベース Pin リスト] タブをクリックします。

6 [方法を常に表示] で次のどちらかを選択します。

7 [データベースリスト] で、データベースを追加または削除します。データベースを追加するには、リストにデータベース名を直接入力します。

8 次いでデータベース名リストの横から、次のいずれかを選択します。

9 次のいずれかを選択します。 保存した Pin リストプロフィールを編集または削除するには 1 [Pin リストプロフィールを保存] でプロフィールを選択します。
2 次の操作のいずれかを行います。 関連項目