MAIL


メール使用状況レポートを作成する
サーバーでメールトラッキングを使用可能にすると、メール使用状況に関するデータが Domino MailTracker Store データベース (MTSTORE.NSF) に保存されます。このデータを基に使用状況レポートを作成できます。

1 メールのモニターを設定したことを確認します

2 IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator で、[メッセージング] - [メール] タブをクリックします。

3 [Reports for Servername] ビューを展開して、[レポート結果] フォルダまたは [定期レポート] フォルダを開きます。

4 レポートビューを選択します。たとえば、[レポート結果] フォルダの [タイプ別] または [定期レポート] フォルダの [日次] を選択します。

5 [新規レポート] をクリックします。

6 次のフィールドに必要な情報を設定し、[OK] をクリックします。
フィールド説明
説明レポートの識別に必要なテキストです。
レポートタイプ作成するレポートの種類を指定します。次のいずれかを選択します。
  • [使用回数の多いユーザー名上位 25 人]
  • [使用サイズの多いユーザー名上位 25 人]
  • [使用回数の多い送信者名上位 25 人]
  • [使用サイズの多い送信者名上位 25 人]
  • [使用回数の多い受信者名上位 25 人]
  • [使用サイズの多い受信者名上位 25 人]
  • [[直後のホップ] の上位 25 個]
  • [[直前のホップ] の上位 25 個]
  • [メールサイズが大きい上位 25]
  • [メール量の概要]
  • [メールステータスの概要]
レポート期間次のいずれかを選択します。
  • [今日]
  • [昨日]
  • [過去 1 週間] (デフォルト)
  • [過去 2 週間]
  • [過去 1 カ月]
  • [全ての有効な情報]
メモ それぞれの選択肢の期間は今日を含みます。たとえば、[昨日] を選択した場合は、昨日と今日の情報がレポートに含まれます。
レポートタスクの実行レポートの実行間隔を指定します。次のいずれかを選択します。
  • [1 回] (デフォルト) - レポートをすぐに作成します。
  • [日次] - 毎日深夜にレポートを作成します。
  • [週次] - 土曜日の深夜にレポートを作成します。
  • [月次] - 毎月 1 日の深夜にレポートを作成します。
レポートの処理サーバーがレポートの結果を配置する場所を指定します。次のいずれかを選択します。
  • [保存する] (デフォルト)
  • [送信する]
  • [送信して保存する]
受信メール[レポートの処理] フィールドで [送信する] か [送信して保存する] を選択した場合は、レポートを受け取るユーザーの名前を入力するか、Domino ディレクトリからユーザー名を選択します。デフォルトは、レポートを実行する管理者の名前です。


7 (省略可能) レポートの範囲を絞るには、次のいずれかのフィールドに必要な情報を設定します。
フィールド設定
送信者名送信者名を表す文字列を入力し、送信者名がその文字列を含んでいればよいか、文字列と完全に一致する必要があるかを選択します。
受信者名受信者名を表す文字列を入力し、受信者名がその文字列を含んでいればよいか、文字列と完全に一致する必要があるかを選択します。
送信ステータス次のいずれかを選択します。
  • [次の場合] - [配信済み] (配信されたすべてのメッセージ)
  • [次でない場合] - [配信済み] (配信が失敗したか、現在処理中のすべてのメッセージ)
  • [次の場合] - [未配信] (配信が失敗したすべてのメッセージ)
  • [次でない場合] - [未配信] (配信されたか、現在処理中のすべてのメッセージ)
  • [次の場合] - [処理中] (現在処理中のすべてのメッセージ)
  • [次でない場合] - [処理中] (配信されたか、配信が失敗したすべてのメッセージ)
メモ この配信ステータスは、メッセージトラッキングの配信ステータスに対応しています。[配信済み] では、配信された、転送された、または「グループが展開された」メッセージが示されます。「グループが展開された」メッセージとは、メッセージに特定のグループのアドレスが指定され、サーバーでそのグループがメンバーリストに展開されたことをいいます。[未配信] では、配信されなかった、転送されなかった、またはステータスが不明なメッセージが示されます。
メールサイズレポートに入れることができる最大か最小メッセージサイズ (単位はバイト) を指定します。
8 レポートは IBM(R) Lotus Notes(R) 文書として保存されます。文書をダブルクリックすると表示できます。

スケジュールを設定したレポートを編集するスケジュールを設定したレポートを編集して、レポートの実行間隔 (たとえば [日次] を [週次] に) またはデータの記録方法 ([保存する] または [送信する]) を変更できます。
1 Lotus Domino Administrator で [メッセージング] - [メール] タブをクリックします。

2 [Reports for Servername] ビューを展開して、[定期レポート] フォルダを開きます。

3 [日次] や [週次] など、編集対象のスケジュールを設定したレポートを含むレポートビューを選択します。

4 編集するレポートを選択して、[レポートの編集] をクリックします。

5 レポートの設定を必要に応じて編集し、[OK] をクリックします。

スケジュールを設定したレポート作成のデフォルトの時間を変更するIBM(R) Lotus Domino(R) では、スケジュールを設定したレポートの場合、デフォルトの時間にレポートが作成されます。たとえば、日次のレポートは毎日深夜に実行され、週次のレポートは毎週土曜日の深夜に実行されます。デフォルトのスケジュールがサーバーの他の操作と競合する場合は、サーバーがあまりビジーではないときに実行されるようにレポートエージェントのスケジュールを変更できます。変更は、その時間に実行するようスケジュールが設定されているレポートすべてに適用されます。つまり、週次のレポートを実行するデフォルトの時間を変更すると、サーバーはすべての週次レポートを新しい時間に実行します。
次の手順では、管理用コンピュータに IBM(R) Lotus Domino(R) Designer をインストールしておく必要があります。

スケジュールを設定したレポートをサーバーが作成する時間を変更するには 1 Lotus Domino Administrator で [メッセージング] - [メール] タブをクリックします。
2 [Reports for Servername] ビューを展開して、[定期レポート] フォルダを開きます。

3 [日次] や [週次] など、編集対象のスケジュールを設定したレポートを含むレポートビューを選択します。

4 [表示] メニューで [エージェント] を選択して、Lotus Domino Designer を起動します。Lotus Domino Designer が自動的に開かない場合は、プログラムを手動で起動して、サーバーからレポートデータベース (REPORTS.NSF) を開きます。

5 スケジュールを変更するレポートエージェントをダブルクリックします。

6 [スケジュール] をクリックします。

7 レポートを作成する時間を指定します。

8 [OK] をクリックします。

スケジュールを設定したレポートを有効または無効にするサーバーが次の実行間隔後にレポートを実行できるように、デフォルトでは、スケジュールを設定したレポートは作成直後に使用可能になります。たとえば、新しい日次のレポートは、作成した日の深夜に実行されます。スケジュールを設定したレポートは、無効にしたり、現在無効になっているものを有効にしたりできます。
特定の問題を診断するためにスケジュールを設定したレポートを作成した場合、必要な情報を取得した後、レポートを無効にして実行されないようにできます。スケジュールを設定したレポートを無効にすると、サーバーリソースが保持されますが、そのレポートの設定は将来使用するために残すことができます。レポートを一時的に無効にすることも、サーバーから完全に削除することもできます。

1 Lotus Domino Administrator で [メッセージング] - [メール] タブをクリックします。

2 [Reports for Servername] ビューを展開して、[定期レポート] フォルダを開きます。

3 [日次] や [週次] など、無効にするスケジュールを設定したレポートを含むレポートビューを選択します。

4 無効にするスケジュールを設定したレポートを選択して、次のいずれかの操作を行います。