ディレクトリサービス
このコンパクトなサイズを実現するために、要約ディレクトリカタログは、Domino ディレクトリにある複数の文書をディレクトリカタログ内で 1 つの文書にまとめ、参照に使用できるソートされたビューの数を抑えるという独特の設計を採用しています。
集約文書要約ディレクトリカタログがコンパクトであることの理由の 1 つは、ソース Domino ディレクトリにある多くのエントリを単一の集約文書にまとめていることにあります。ディレクトリカタログの集約文書 1 つには、最大で 250 個のソースディレクトリエントリを格納できます。ただし、平均では最大で約 200 個です。したがって、ソース Domino ディレクトリにある 200,000 個の文書の情報を格納するために要約ディレクトリカタログで必要な集約文書は、わずか 1000 個ほどです。 ビュー数の制限含まれるビューがごく少数で、サイズが小さいことも、要約ディレクトリカタログがコンパクトであることの理由です。対照的に、Domino ディレクトリと拡張ディレクトリカタログには、複数の、通常はサイズの大きなビューが含まれます。
[$Users] ビューでは、手動で集約文書を開かないでください。集約文書は閲覧を想定していないので、閲覧用にフォーマットするために長い時間がかかる場合があります。
[$Unid] ビュー Dircat タスクでソースディレクトリエントリをディレクトリカタログに複製するために 必要な情報を含むビュー。[$Unid] ビューはディレクトリカタログのレプリカでは作成されないので、ディレクトリカタログのサイズはさらに小さくなります。
[$PeopleGroupsFlat] ビュー Lotus Notes ユーザーがディレクトリを参照するために [宛先] ボタンをクリックすると表示される、ディレクトリ名のビュー。
[設定] ビュー ディレクトリカタログの設定を格納する設定文書が表示されるビュー。
[ユーザー] ビュー ディレクトリカタログに含まれる名前を確認するために、ユーザーが開いたり、プログラムからアクセスしたりできるビュー。このビューはディスクには保存されず、必要に応じて作成されます。
また、LDAP サービスを実行するサーバーで使用されている要約ディレクトリカタログを、LDAP アプリケーションから検索できます。
関連項目