データベース管理
ライブラリのメインビューには、ライブラリに含まれるデータベース名のアルファベット順に、各データベース名と簡単な説明が表示されます。各データベース文書には、データベース名、データベースの概要と説明、レプリカ ID、データベースマネージャの他に、ユーザーがデータベースを参照したり、データベースをブックマークに追加するボタンが表示されます。
メモ データベースライブラリを作成して、ユーザーが必要とするデータベースを検索できるようにする代わりに、デスクトップポリシー設定を使用して、ブックマークをワークスペースに直接追加することができます。
また、「ポリシー設定」の項目も参照してください。
サーバーのライブラリライブラリに含めるデータベースは、任意のサーバーに配置できます。また、複数のライブラリを 1 台のサーバーに配置できます。ユーザーがデータベースライブラリからデータベースを開くと、データベースのレプリカ ID を基にしてデータベースが検索されます。まずユーザーのワークスペースでデータベースが検索され、さらにユーザーのホームサーバーでデータベースが検索され、最後にドメインカタログが検索されて、別のサーバーにあるデータベースのレプリカのパスが検出されます。データベースを別のサーバーに移動すると、新しいロケーションにあるデータベースが自動的に開き、データベースライブラリに登録されているデータベースのレプリカ ID が更新されます。 サーバーにデータベースライブラリを作成したユーザーは、自動的にそのデータベースのライブラリ管理者になり、ライブラリ ACL で [管理者] のアクセス権が与えられます。ライブラリ ACL の [-Default-] のアクセス権は [読者] です。データベースライブラリ ACL で [読者] のアクセス権が与えられたユーザーがデータベースを発行しようとすると、ライブラリ管理者にデータベースの発行を求める電子メールが自動的に送信されます。これを受けて、ライブラリ管理者がユーザーの代わりにデータベースを発行します。ユーザー自身がライブラリにデータベースを発行できるようにする場合は、[-Default-] のアクセス権を [作成者] に変更します。
ローカルのライブラリサーバーのデータベースと同じように、個人的に使うローカルのライブラリを作成し、ユーザーのハードディスクにあるデータベースを登録することもできます。ローカルのライブラリがサーバーのライブラリと異なるのは、ローカルのライブラリは、ほかのユーザーが使ったりライブラリ管理者になったりできない点だけです。 関連項目