MAIL
トランザクションログを使用しない場合は、少なくとも 1 日に 1 回共有メールデータベースのバックアップを作成して、サーバーで共有メールデータベースを複数使用します。複数の物理ディスクで共有メールデータベースを複数使用すると、データベース破損またはディスクエラーの発生時に失われる共有メールデータの量を抑えることができます。
トランザクションログを使わないサーバー、またはトランザクションログをサポートするユーティリティを使ってバックアップが作成されていないサーバーでデータの消失が発生した場合、一部のメッセージを共有メールデータベースに復旧できない場合があります。このため、共有メールデータベースに復旧できなかったメッセージの内容を参照するメッセージのヘッダーがユーザーのメールファイルに残る場合があります。このヘッダーに対応するメッセージの内容が共有メールデータベースから消えているので、ユーザーはメッセージを読めません。
トランザクションログを使用できない場合に共有メールデータベースを復旧するには 1 共有メールデータベースの最新のバックアップコピーを、Lotus Domino Server のディレクトリ構造に含まれていないディレクトリにダウンロードします。Lotus Domino Server のディレクトリ構造には、Lotus Notes のデータディレクトリに加え、ディレクトリリンクによって参照されるディレクトリ、これらのディレクトリすべてのサブディレクトリが含まれます。共有メールデータベースのバックアップコピーを保存するだけの容量がサーバーのローカルディスクにない場合は、ネットワークドライブのディレクトリでも構いません。 2 コンソールで Push コマンドを入力し、バックアップコピー内の変更内容を現行の共有メールデータベースに反映します。たとえば、共有メールデータベースのバックアップコピーをディレクトリ h:\backup にダウンロードし、コンソールで次のコマンドを入力します。
Manufacturing はサーバー名、SHARE1.NSF は共有メールデータベース名です。
4 対応するメッセージの内容が共有メールファイルにないメッセージをユーザーのメールファイルから削除します。
関連項目