ユーザーとサーバーの設定


リモート (モデム) アクセスとサーバーのトポロジー
同一の LAN または WAN 上にないサーバーは、モデム接続を使用して互いに通信できます。たとえば、リモートにあるオフィスのサーバーを、中央オフィスのサーバーとモデムで接続し、メールの配信やデータベースの複製を行うことができます。

リモートサーバーのトポロジーを構築するには、まずクライアントとサーバーが頻繁にアクセスするデータベースを決定します。特に、メールの配信とデータベースの複製方法について細かい点まで検討する必要があります。リモートのユーザーとサーバーが、特定のメールや他のデータベースにアクセスする必要があるかどうかを判断します。そのような場合には、次のような方法

でデータベースを使用できるようにします。


通常のクライアントでは、モデムは 1 台のみ使用されているため、IBM(R) Lotus Notes(R) ダイレクトダイヤルアップ接続を経由してリモートサーバーに接続するユーザーは、デフォルトではこのサーバーにのみ接続できます。頻繁に使用するデータベースのレプリカをそのサーバーに作成すると、リモートユーザーは単一のダイヤルアップ接続で複数のデータベースにアクセスできます。

パススルーサーバーを設定すると、リモートのクライアントまたはサーバーは、1 台の IBM(R) Lotus Domino(R) Server に接続することによって、他の Lotus Domino Server にもアクセスできるようになります。パススルーサーバーを使用すると数台の Lotus Domino Server のモデムリソースが統合され、管理やトラブルシューティングを中央で一括して行うことができます。

関連項目