システム管理ツール


Lotus Notes 設定を指定する
MMC (Microsoft Management Console) で IBM(R) Lotus Notes(R) および Microsoft Windows の登録機能を使用可能にするには、[Lotus ADSync のオプション] ダイアログボックスの [Notes の設定] タブを使用します。

1 MMC から、[Domino ディレクトリ同期化] を選択します。

2 [Notes の設定] をクリックします。

3 次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールドアクション
管理者 IDオンにすると、[システム管理者 ID の選択] ダイアログボックスが開き、システム管理者 ID としてほかの Lotus Notes ユーザー ID を指定できます。最初のユーザー ID ファイル名は、現在の Lotus Notes Client 設定から抽出されます。
登録サーバーオンにすると、[登録サーバーの選択] ダイアログボックスが開き、登録サーバーを選択できます。登録サーバーには必ず IBM(R) Lotus Domino(R) 6 Server 以降を使用します。
すべてのオペレーションに登録サーバーを使用するオンにすると、登録サーバーとして指定したサーバーが、すべての同期化機能と削除に使用されます。

このオプションをオフにすると、次のフィールドが有効になります。

  • 同期に使用する Lotus Notes サーバー
  • 削除に使用する Lotus Notes サーバー
同期サーバーオンにすると、[サーバーの選択] ダイアログボックスが開き、同期サーバーを選択できます。同期化機能はすべてこのサーバーで実行されます。

このチェックボックスは、[すべてのオペレーションに登録サーバーを使用する] チェックボックスがオンのときにしかアクティブになりません。

削除サーバーオンにすると、[サーバーの選択] ダイアログボックスが開き、削除サーバーを選択できます。削除はすべてこのサーバーで行われます。

このチェックボックスは、[すべてのオペレーションに登録サーバーを使用する] チェックボックスがオンのときにしかアクティブになりません。

すぐに Domino ディレクトリからエントリを削除オンにすると、システム管理プロセスを使って削除を実行しなくても、選択した項目が Domino ディレクトリからただちに削除されます。
メールファイルの削除ユーザーを削除するときにメールファイル削除のオプションを指定するには、次のいずれかを選択します。
  • [メールファイルを削除しない] -- ユーザー文書は削除されますが、ユーザーのメールファイルは削除されません。
  • [ユーザー登録で指定したメールファイルを削除する] -- ユーザー文書に指定されたメールファイルだけが削除されます。メールファイルのレプリカは削除されません。
  • [個人文書とすべてのレプリカで指定したメールファイルを削除] -- ユーザーのユーザー文書に指定されたメールファイルとともに、ほかのサーバーのメールデータベースのレプリカがすべて削除されます。
デフォルト認証者オンにすると、ユーザー登録時に使用する認証者が指定されます。ADSync では、[コンテナマッピング] タブの特定の Active Directory コンテナにマッピングが設定されていない場合、この認証者を使用します。
ユーザー認証に認証機関を使用このチェックボックスをオンにすると、新規ユーザー登録時に、Lotus Domino Server ベースの認証機関 (CA) が使用されます。
デフォルトの明示的ポリシーオンにすると、ユーザー登録時に明示的ポリシーと関連の設定をユーザーに適用することが指定されます。
4 [詳細オプション] をクリックし、必要に応じて次のフィールドを設定します。
フィールドアクション
登録オプション次のいずれか、または両方を選択します。
  • [すべてのディレクトリで重複名を検索] -- すべてのディレクトリをチェックして、ユーザー名が一意であることを確認します。重複名が見つかった場合にはエラーが生成されます。
  • [短縮名の重複を許可しない] -- 短縮名の重複を許可しません。
メールファイル重複に対するアクション次のいずれかを選択します。
  • [ユーザー登録のスキップ] -- ユーザー登録をスキップし、他のユーザーの登録を実行します。
  • [別のメールファイル名を作成] -- 重複するメールファイルが見つかった場合、一意の名前になるまで同一名のメールファイルに 1、2 の順番で番号を付けて、一意のメールファイル名にします。
  • [既存のメールファイルの置き換え] -- システム管理プロセスでメールファイルがバックグラウンドで作成されているときや、置換されるメールファイルへの [文書の削除] 権限が現行の ID にない場合は、このオプションは適用されません。
ローミングフォルダ重複に対するアクション次のいずれかを選択します。
  • [ユーザー登録のスキップ] -- ローミングフォルダ名が重複するユーザーを登録しません。次のユーザー登録が処理されます。
  • [重複のないローミングディレクトリ名の生成] -- 一意の名前になるまで一意でないローミングファイル名に 1、2 の順番で番号を付けて、一意のローミングディレクトリ名にします。
5 [適用] をクリックし、[OK] をクリックします。

関連項目