トラブルシューティング


Lotus Domino Web Access -- トラブルシューティング
異なるバージョンが混在する環境では、一時的削除が機能しません異なるリリースが混在する環境では、データベースで一時的削除を有効にしている場合、そのデータベースで文書を削除して、その文書を古いフォームファイル (Forms5) およびテンプレートを実行している 6.0 のサーバーに逆複製するときに問題が発生します。
スペルチェック用キャラクタセットはサーバー OS と一致していなければなりませんIBM(R) Lotus Domino(R) Web Access のスペルチェック機能は、Lotus Domino Server のオペレーティングシステムのキャラクタセットがチェック対象のテキストと同じでなければ正しく機能しません。そうでない場合、スペルチェックエンジンはいくつかの文字を正しく解釈できないことがあります。
一部のフィールドのテキストが、ローカライズされたバージョンでは小さく表示されるLinux 上の Mozilla Firefox で実行する Lotus Domino Web Access のローカライズ版では、[検索] や [cc:] などのフィールドが非常に小さく表示されることがあります。これはブラウザのキャラクタエンコーディングが Unicode (UTF-8) または Western (たとえば ISO-8859-1) に設定されている場合に起こります。ユーザーはブラウザのキャラクタエンコーディングセットを、必要な言語に合わせてカスタマイズすることができます ([表示] - [文字エンコード] - [カスタマイズリスト])。
ポップアップブロッカーが原因でウィンドウを開けないポップアップブロッカーが新しいウィンドウを開くのを妨げるために Lotus Domino Web Access が使用できなくなることがあります。たとえば、ポップアップブロッカーが新しいメッセージまたはカレンダーエントリフォームウィンドウを開くのを妨げており、そのためにユーザーが新しいメッセージまたはカレンダーエントリを作成できないことがあります。一部のブラウザでは、ポップアップブロッカーがデフォルトで有効になっています。この問題を解決するためには、ポップアップブロッカーを完全に無効にするか、または *.ibm.com のように、許可されたサイトを追加します。
ユーザーがメールサーバー以外のサーバーへの文書リンクを開けないユーザーがメールサーバー以外のサーバーに置かれている文書の添付文書リンクを開けるようにするには、サーバー文書またはインターネットサイト文書 (設定されている場合) で [外部リンク解決のためのリダイレクト] フィールドを有効にしなければなりません。また、サーバーの catalog.nsf に外部サーバーのそれを複製しなければなりません。
設定情報について詳しくは、『Lotus Domino Administrator ヘルプ』の「Redirect URL コマンドでリンクを検索する」の項を参照してください。

10MB を超える添付ファイルは許可されませんデフォルトでは、Lotus Domino Web Access が許容する添付ファイルのサイズの上限は 50,000K (50MB) です。これを大きくするには、Lotus Domino Server のサーバー設定文書の [Domino Web Access] タブの [添付ファイルの最大サイズ (kb)] フィールドで値を設定します。しかし、添付ファイルのサイズは 2 つのパラメータによって決まり、その値は、このフィールドの設定に関わりなく、デフォルトで 10,000K (10MB) に制限されています。したがって、Lotus Domino Web Access がそれより大きい添付ファイルを許容する場合でも、ユーザーが 10MB を超える添付ファイルを追加できるようにするには、次の 2 つのパラメータの設定を Lotus Domino Web Access の添付ファイルの最大サイズの設定よりも大きい値に変更しなければなりません。
サーバー文書または Web サイト文書で、これらの値をLotus Domino Web Access の [添付ファイルの最大サイズ] の設定よりも大きい値に設定します。