モニタリング


復旧にトランザクションログを使用する
トランザクションログ機能は、システム障害やメディア不良からデータベースを復旧する場合に欠くことのできない機能です。トランザクションログを使用するとシステム障害に備えることができますが、障害後のデータ復旧を可能にするには定期的なバックアップが不可欠です。

システム障害からの復旧システム障害とは、サーバーが停止し、サーバーを再起動しなければならない障害です。再起動中に、IBM(R) Lotus Domino(R) によってデータベースの復旧が自動的に行われます。システム障害が発生したときに開いていたデータベースで、ディスクに書き込まれなかったデータベーストランザクションがトランザクションログによりすべて適用されるか、部分的に取り消されます。Fixup タスクが以下を対象に実行されます。


システム障害の発生後サーバーを再起動すると、影響を受けたデータベースが自動的に復旧されます。

メディア不良からの復旧メディア不良とは、データベースが損傷したり、失われたりする障害です。メディア不良から復旧するには、サードパーティ製のバックアップユーティリティを使用して、データベースのバックアップおよびトランザクションログファイルに記録されたトランザクションを復元します。バックアップユーティリティでは、Lotus Domino C API ツールキット (R5 以上) のバックアップ方法と復旧方法を利用できなければなりません。
メディア不良からの復旧について詳しくは、バックアップユーティリティに同梱されているマニュアルを参照してください。

関連項目