ユーザーとサーバーの設定


即時複製を強制する
IBM(R) Lotus Domino(R) ディレクトリのような重要なデータベースは、複製スケジュールに設定された接続を待たずに複製することができます。接続文書を作成してサーバー間の複製スケジュールを設定した後でも、サーバーコマンドを使っていつでも即時複製を強制できます。

複製を強制する必要がある状況はいろいろ考えられます。たとえば、複製スケジュールの設定時刻を待たずにデータベースを即座に複製する場合があります。また、いつも使用しているサーバーが使えなくなったため、ふだんは使っていない別のサーバーで複製する場合もあります。即時複製を強制すると、複製やメール配信の障害をトレースしたり、Domino ディレクトリなどの変更内容をドメイン内で迅速に伝えたりできます。サーバー間の即時複製を強制するときには、一方向でも双方向でも複製を開始できます。
コマンド説明
Replicate データベースに対する変更内容を双方向に複製します。Pull-Push 複製が行われます。
Pull データベースに対する変更内容を一方向に複製します。複製を開始したサーバーが他のサーバーから変更内容を受信します。
Push データベースに対する変更内容を一方向に複製します。複製を開始したサーバーが他のサーバーに変更内容を送信します。
関連項目