MAIL


外部アプリケーションゲートウェイへの配信を設定する
IBM(R) Lotus Domino(R) では、外部メッセージングアプリケーション (ファックスやポケベルのゲートウェイなど) を異種ドメインとして扱います。Lotus Domino ドメインから外部アプリケーションへメールを配信するには、異種ドメイン文書を作成します。

異種ドメイン文書を作成する異種ドメイン文書は、Lotus Domino ドメインと外部アプリケーション (たとえばファックスやポケベルのゲートウェイ) の間の経路を定義します。異種ドメイン文書は、外部アプリケーションへのゲートウェイとして機能する Lotus Domino server を定義するものです。
異種ドメインは主にサードパーティのアプリケーションに使いますが、R5.0 以降のサーバーと R3.x の SMTP サーバーの間でメッセージを転送する場合にも利用できます。

異種ドメイン文書で設定した制限は、直前の中継点である送信側ドメインだけに適用されます。この制限はサーバー設定文書で設定した制限と連動します。最も制限の厳しいエントリが優先されます。

異種ドメイン文書を作成するには 1 Lotus Domino Administrator で [設定] タブをクリックし、[メッセージング] セクションを展開します。
2 [ドメイン] を選びます。

3 [ドメインの追加] をクリックして新しいドメイン文書を作成します。

4 [基本] タブをクリックし、次のフィールドに必要な情報を設定します。
フィールド設定
ドメインタイプ[異種ドメイン] を選びます。
異種ドメイン外部メールシステムのドメイン名。これは、MTA かゲートウェイをインストールしたときに選んだ名前です。
ドメインの説明ゲートウェイまたは MTA の説明。省略可能です。
5 [制限] タブをクリックし、次のフィールドを設定します。
フィールド設定
次のドメインからのメールのみを許可この異種ドメインへのメール配信を許可する Lotus Domino ドメイン名。すべてのドメインがローカルドメインから異種ドメインにメールを配信できるようにする場合は、このフィールドを空白にします。
次のドメインからのメールを拒否この異種ドメインへのメール配信を禁止する Lotus Domino ドメイン名。すべてのドメインがローカルドメインから異種ドメインにメールを配信できるようにする場合は、このフィールドを空白にします。
6 [メール情報] タブをクリックして次のフィールドを設定し、文書を保存します。
フィールド設定
ゲートウェイサーバー名ゲートウェイソフトウェアを実行する Lotus Domino Server 名。
ゲートウェイメールファイル名ゲートウェイのメールファイル名。適切なファイル名はゲートウェイ付属のマニュアルを参照してください。
7 現在のドメインのサーバーから異種ドメインに接続する方法を指定するには、接続文書を作成します。

関連項目