ユーザーとサーバーの設定


明示的ポリシーを割り当てる
明示的ポリシーは、ユーザー登録時に手動で割り当てるか、ユーザー文書で指定するか、ポリシー割り当てツールを使用するかの 3 種類のいずれかの方法で割り当てます。ポリシーに設定および登録設定が含まれるときは、ユーザー登録時に割り当て、この設定を登録に利用できるようにします。

ポリシー割り当てツールを使用すると、明示的ポリシーを既存の IBM(R) Lotus Notes(R) ユーザーまたはグループに適用したり、割り当てられている明示的ポリシーを別の明示的ポリシーに変更できます。

メモ ポリシー割り当てツールは、IBM(R) Lotus Domino(R) Web 管理では使用できません。

各 Lotus Notes ユーザーのユーザー文書に明示的ポリシーを追加、変更、削除することもできます。ポリシー割り当ての変更はすべて、ログファイル (LOG.NSF) に記録されます。

ユーザー文書で明示的ポリシーを割り当てる明示的ポリシーの割り当てや変更は、ユーザーのユーザー文書で行います。明示的ポリシーに関連するデスクトップ、セキュリティ、またはアーカイブポリシー設定への変更は、次の方法で配布されます。登録ポリシー設定を使用してすでに定義されているユーザー設定は遡って変更できないため、ユーザー文書内のそれらの設定は手動で変更する必要があります。たとえば、ローミングユーザー設定は登録ポリシー設定文書で定義できますが、そのユーザーの登録ポリシー設定文書を変更しても、ローミングユーザーステータスは変更できません。

ポリシー割り当てツールを使用して明示的ポリシーを割り当てるポリシー割り当てツールを使用すると、ユーザーまたはグループに明示的ポリシーを割り当てたり、割り当てられている明示的ポリシーを変更できます。このツールは複数のユーザーまたはグループを変更するときに使用します。このツールでは、明示的ポリシーに定義されたデスクトップ、セキュリティ、またはアーカイブポリシー設定への変更を配布できます。このツールでユーザーまたはグループの明示的ポリシーを変更すると、ポリシー割り当ての変更がそのユーザーまたはグループの有効ポリシーに与える影響を表示できます。
ユーザー文書を使用する場合 1 IBM(R) Lotus Domino(R) ディレクトリに対する [編集者] 以上のアクセス権、または UserModifer ロールを持つ [作成者] アクセス権があることを確認します。
2 Lotus Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブをクリックし、[ユーザー] ビューを開きます。

3 ポリシー割り当てを変更するユーザーの名前を選択し、[ユーザー編集] をクリックします。

4 ユーザー文書で [管理情報] タブをクリックします。

5 [ポリシー管理] の [アサインされたポリシー] フィールドで、次のいずれかの操作を行います。

6 文書を保存します。

ポリシー割り当てツールを使用する場合 1 Domino ディレクトリに対する [編集者] 以上のアクセス権と ObjectModifier ロールがあることを確認します。
2 Lotus Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブをクリックします。

3 次の操作のいずれかを行います。

4 [アサインされたポリシー] を選択します。

5 [ポリシーの置換を許可] フィールドで、次のいずれかの操作を行います。

6 [ポリシー] フィールドで、割り当てる明示的ポリシーをリストから選択します。

7 多数のユーザーにポリシーを割り当てる場合、[更新をバックグラウンドで実行] オプションをオンにします。

8 (省略可能) [ポリシー一覧の表示] をクリックして、新しい有効ポリシーを表示します。

9 [組織ポリシーの選択] ダイアログボックスで、新しい有効ポリシーを作成するために明示的ポリシーと組み合わせる組織ポリシーを選択します。

これらポリシーツールは、Web サーバー管理クライアントからは使用できません。Web サーバー管理クライアントでのポリシーの割り当てについて詳しくは、「Web サーバー管理クライアントでポリシーを管理する」を参照してください。

関連項目