セキュリティ


ID 復旧を設定する
ユーザーが ID ファイルを復旧するには、事前に ID 復旧を設定しておく必要があります。ID の消失や改ざんなどの事態が発生する前に (ユーザー登録を開始する前が理想的です)、次の手順を実行する必要があります。

1 IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator で、[設定] をクリックし、[認証] をクリックします。

2 [復旧情報の編集] をクリックします。

3 [認証者の選択] ダイアログボックスで [サーバー] をクリックし、Domino ディレクトリから登録サーバーの名前を選択します (ただし、正確なサーバー名が表示されない場合のみ)。

4 復旧情報の作成対象となる認証者を選択します。

5 [OK] をクリックします。[マスター復旧権限リストの編集] ダイアログボックスが表示されます。

6 ID ファイルの復旧に必要な復旧権限の数を入力します。3 以上の数値を入力してください。

7 ドロップダウンリストから、復旧パスワードの長さを選択します。デフォルトは 16 文字です。

8 [追加] をクリックし、復旧権限として指定されている管理者の名前を選択します。

9 復旧情報として既存のメールボックスを使用するのか、新規に作成するのかを選択します。

10 [カスタム復旧メッセージ] フィールドで、ID 復旧プロセス時に表示される [パスワードの入力] ダイアログボックス用のカスタムメッセージを入力します。たとえば、ヘルプデスクの連絡先情報などを指定できます。メッセージの長さは 512 文字までに制限されています。
11 [OK] をクリックします。

12 サーバーベースの認証機関を使用する場合は、サーバーコンソールで次のように入力します。


13 メール受信データベースの ACL で、[- デフォルト -] のアクセス権を [なし] に設定し、システム管理者に [読者] のアクセス権を設定します。

メモ O レベルの IBM(R) Lotus Notes(R) 認証者も作成してある場合は、復旧情報を設定する前に、それらの認証者と元の Lotus Notes 認証者を必ず相互認証してください。

関連項目