ユーザーとサーバーの設定


リソース文書を編集および削除する
リソースを作成した後に変更できるのは、[利用可能時間] フィールド、[リソース情報] フィールド、[定員] フィールド、[オンラインリソースのデータ] フィールド、[その他コメント] フィールド、[所有者オプション] フィールドの情報だけです。リソースのその他の情報を変更するには、リソース文書を削除した後、新しい情報を含む新しいリソース文書を作成する必要があります。

リソースに新しい情報を追加すると、まず、システム管理プロセスによって Lotus Domino ディレクトリのリソース文書が更新されます。その後、レプリケータによって、変更内容が IBM(R) Lotus Domino(R) ディレクトリのすべてのレプリカ (リソースのスケジュール調整に使用される、サーバー上のレプリカ) に複製されます。このことが完了すると、ユーザーが新しいリソースを使用できるようになります。

会議室予約データベースからリソースを削除すると、[システム管理要求] データベース (ADMIN4.NSF) に、リソース削除を要求するシステム管理プロセス要求文書が作成されます。リソースを削除したり、Domino ディレクトリからリソースを消去したりするには、[システム管理要求] データベースを開き、削除要求を承認する必要があります。要求を承認するには、[システム管理要求] データベースの ACL に適切なアクセス権が設定されていなければなりません。

リソース文書を編集するには 1 会議室予約データベースの ACL に [CreateResource] ロールがあることを確認します。
2 Lotus Domino Administrator で、[ファイル] タブをクリックします。

3 サーバーペインで作業するサーバーを選択します。

4 会議室予約データベースを開き、[リソース] をクリックします。

5 編集するリソース文書を開き、[リソースの編集] をクリックします。

6 リソースタイプが [会議室] または [その他] の場合、次のいずれかのフィールドを編集します。[オンライン会議室] のリソースタイプを選択した場合は、手順 6 ではなく手順 7 に進みます。
フィールド設定
説明リソースの説明。
定員 ([会議室] のみ)たとえば、リソースが会議室の場合、その座席数を入力します。
カテゴリ ([その他] のみ)電子機器や AV 機器など、リソースのカテゴリ名を入力します。このフィールドには以前に入力したカテゴリがすべて表示され、その中から選択することもできます。変更できないフィールドです。
所有者の種類次のいずれかを選択します。
  • [なし] - リソースオーナーを割り当てず、誰でもリソースを予約できるようにします。
  • [所有者のみ予約可能] - リソースオーナーを割り当てるときにクリックします。リソースオーナーだけがリソースの要求を処理できます。[所有者名] フィールドにリソースオーナーの名前を入力します。
  • [指定したユーザーのみ予約可能] - 指定したユーザーだけがリソースにアクセスできるようにします。[ユーザーのリスト] フィールドに、リソースを予約できるユーザー名を入力します。
  • [指定したユーザーのみ自動処理で予約可能] - 指定したユーザーだけがリソースにアクセスできるようにし、さらにリソースオーナーを割り当てます。[所有者名] フィールドにリソースオーナーの名前を入力します。リソースオーナーは、[ユーザーのリスト] フィールドにリストされていないユーザーからの要求に対して承認と処理を行います。[ユーザーのリスト] フィールドに、リソースを予約できるユーザー名を入力します。
  • [一時的に予約不可] - メールファイルにリソースを予約するのを禁止します。
利用可能時間次のいずれかを選択します。
  • [常に利用可能] - リソースは毎日 24 時間利用可能です。この設定を選択すると、他の設定は無効になります。
  • [タイムゾーン] - リソースのタイムゾーンを指定します。デフォルトは [ローカル時間] ですが、必要に応じて [東部標準時] など、他の設定も指定できます。
  • [平日の勤務時間] - リソースを利用できる曜日を選択します。選択した曜日ごとに、利用可能時間の開始時刻と終了時刻指定します。
その他コメント必要に応じて、リソースに関するその他のコメントを入力します。
[インターネットアドレス]リソースを予約するために iCalendar ユーザーが使用するインターネットアドレス。
7 リソースタイプが [オンライン会議室] の場合、次のいずれかのフィールドを編集します。[その他] または [会議室] のリソースを編集するときは、手順 8 に進みます。手順 7 は実行しません。
フィールド設定
説明リソースの説明。
オンラインデータベースデフォルトではデータベース STCONF.NSF が入力されます。このフィールドは変更できません。
外部アドレスSametime サーバーのメール受信データベースの名前。ここに入力する名前は、Sametime メール受信データベースの名前と同じでなければなりません。
Sametime サーバー会議をホストする Sametime サーバーの名前。
オーディオ/ビデオサポート次のいずれかを選択します。
  • [オーディオ] - 音声のみ。
  • [オーディオとビデオ] - 音声と画像の表示。
その他コメント必要に応じてリソースに関するコメントを変更または入力します。
8 [保存して閉じる] をクリックします。

リソースを削除するにはリソースを削除する場合、管理者の承認が必要なシステム管理要求も生成されます。ユーザーインターフェースでリソースを削除したら、[システム管理要求] データベースを開き、そこで削除を承認します。これら 2 つの手順は、次のとおりです。
1 会議室予約データベースの ACL に [CreateResource] ロールがあることを確認します。

2 Lotus Domino Administrator で、[ファイル] タブをクリックします。

3 サーバーペインで作業するサーバーを選択します。

4 会議室予約データベースを開き、[リソース] をクリックします。

5 削除するリソース文書を開き、[リソース削除] をクリックします。

6 [はい] をクリックし、[OK] をクリックします。

リソースの削除を承認するには削除を処理するには、[システム管理要求] データベースで削除要求を承認する必要があります。[リソース削除の承認] システム管理要求を承認するには、以下の手順で操作します。
1 Lotus Domino Administrator で、[サーバー] - [分析] - [システム管理要求] をクリックします。

2 [管理者承認保留中] をクリックします。

3 [リソース削除の承認] 要求文書を開き、[文書の編集] をクリックします。

4 [リソース削除の承認] をクリックします。

5 [はい] を選択し、[OK] をクリックして削除を承認します。

関連項目