MTC 操作 | 説明とコマンド |
メールトラッキングの開始 | サーバー設定文書でメールトラッキングが有効になっている場合、ルーターの起動時にトラッキングが自動的に開始します。MTC タスクを停止した場合、サーバーコンソールで次のコマンドを入力すると MTC タスクを再起動できます。
load mtc |
メールトラッキングの停止 | デフォルトでは、MTC タスクはルーターの停止時に自動的に停止します。ルーターを停止せずに MTC タスクを停止するには、サーバーコンソールで次のコマンドを入力します。
tell mtc quit |
メールトラッキングログからの新規データの収集 | サーバー設定文書の [ルーター/SMTP] - [トラッキング] タブでメールトラッキングが有効になっている場合、MTC タスクはメールトラッキングログファイルから [メッセージトラッキング収集間隔] フィールドに指定されている間隔でデータを収集します。報告する新規データがある場合、MTC タスクは Domino MailTracker Store データベースにエントリを作成します。MTC タスクに直ちにデータを収集するよう指示するには、サーバーコンソールで次のコマンドを入力します。
tell mtc process
手動の収集を実行すると、自動収集間隔が完全な指定値にリセットされます。たとえば、自動収集間隔が 15 分 (900 秒) に設定されていて、手動で収集を実行すると、次の自動収集はその 15 分後に実行されます。
現在有効な収集間隔や次の収集までの残り時間を確認するには、コンソールで Show Tasks コマンドを入力します。 |
別の収集間隔の確立 | サーバー設定文書の [ルーター/SMTP] - [トラッキング] タブでメールトラッキングが有効になっている場合、MTC タスクはメールトラッキングログファイルから [メッセージトラッキング収集間隔] フィールドに指定されている間隔でデータを収集します。報告する新規データがある場合、MTC タスクは Domino MailTracker Store データベースにエントリを作成します。別の収集間隔を指定するには、サーバーコンソールで次のコマンドを入力します。
tell mtc interval value
value には必要な収集間隔を秒単位で指定します。
指定した値は、次にルーターを再起動するまで有効です。ルーターを再起動すると、サーバー設定文書に指定されている値が再び有効になります。
現在有効な収集間隔や次の収集までの残り時間を確認するには、コンソールで Show Tasks コマンドを入力します。 |
Domino MailTracker Store データベースの圧縮 | デフォルトでは、MTC タスクは毎晩午前 2 時に Domino MailTracker Store データベースを圧縮します。データベースを直ちに圧縮するには、サーバーコンソールで次のコマンドを入力します。
tell mtc compact
サーバーの NOTES.INI ファイルに変数 MTCDailyTasksHour を設定すると、データベースを圧縮する時刻のデフォルト値を変更できます。 |
Domino MailTracker Store データベースの索引の作成し直し | Domino MailTracker Store は MTC タスクでのみ全文索引を作成する必要があります。
MTC によりデータベースの索引を一度に作成し直すには、サーバーコンソールで、次のコマンドを入力します。
tell mtc reindex
全文索引のパフォーマンスを向上させるには、索引を定期的に再構築する必要があります。管理者が、日次の索引再作成を必要とする場合、次の INI を設定できます。
MTCCompactReIndex=1
別のスケジュールで行うことが必要な場合、管理者は次に示すように、Tell コマンドを実行して、定期的にプログラム文書の索引を作成し直すことができます。
-c tell mtc reindex |
Domino MailTracker Store データベースからの古いエントリの削除 | 文書は、[指定日数間に変更がない文書を削除する。指定日数:] に基づき、MailTracker Store データベースから削除されます。データベースから文書を一度に削除するには、サーバーコンソールで、次のコマンドを入力します。
tell mtc purge value
value には、Domino MailTracker Store データベースに文書を保持する最大日数を指定します。MTC タスクは、value に指定された日数より古い文書をすべてデータベースから削除します。
複製の設定について詳しくは、「複製設定表」を参照してください。 |