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Domino Character Console を使用してサーバーコンソールにアクセスする
Domino Character Console (cconsole プログラム) を使用すると、コマンド行からサーバーコンソールにアクセスできます。この機能はプラットフォームが UNIX の場合に限り使用できます。

cconsole プログラムは何度でも起動できます。また、cconsole プログラムは IBM(R) Lotus Domino(R) Server コンソールがすでに実行されている場合にも起動できます。ただし、cconsole の入出力は、他のコンソールから起動されたコマンドの影響を受けることがあります。

メモ cconsole プログラムは IBM(R) Lotus Notes(R) の bin ディレクトリにインストールされます。

cconsole プログラムを起動するには 1 cconsole プログラムを実行するには、アドレス帳のサーバー文書に [管理者] として登録されていることが必要です。
2 アクティブディレクトリを自分の data ディレクトリに変更します。次のように入力します。


3 コンソールコマンドを入力します。次のように入力します。
4 Lotus Notes ユーザー ID のパスとファイル名を入力します。

5 Lotus Notes ユーザー ID のパスワードを入力します。

6 次を入力し、cconsole を終了します。


リモートコンソール同じコンピュータ上で Lotus Domino Server を実行していない場合、cconsole プログラムは実行できません。cconsole プログラムの実行中にサーバーが故障しても、cconsole プログラムは自動的にシャットダウンされません。このような場合、done コマンドを入力して cconsole プログラムを終了してください。
リモートコンピュータから cconsole プログラムを実行するには、まず Lotus Domino Server が起動しているコンピュータに telnet で接続してください。

メモ リモートコンピュータやリモート X ウィンドウからの cconsole プログラムの実行には、セキュリティ上の危険性が伴います。cconsole プログラムを実行すると、処理を続ける前に、この危険性を知らせる警告が表示されます。この問題に対処するには、暗号化された telnet など、安全なリモートプロトコルを使用してください。安全なリモートプロトコルを使用しない場合は、Lotus Domino Server を実行しているコンピュータだけで cconsole プログラムを実行します。

その他のコンソールコマンドLotus Domino Server コンソールで実行できる現在のコマンド群に加え、cconsole では次のコマンドもサポートしています。
コマンド説明
doneLotus Domino Server の実行中に cconsole を終了します。
live onリアルタイムコンソールとしてコンソールを有効にします。コンソールには、ほかのサーバーから送信されたメッセージが表示されます。
live offリアルタイムコンソールとしてコンソールを無効にします。コンソールには、入力したコマンドとその出力だけが表示されます。

コマンド行のスイッチコマンド行のスイッチを使用すると、cconsole が使いやすくなります。cconsole を実行するときにスイッチを入力します。
スイッチ説明
-fcconsole プログラムの実行時に Lotus Notes ユーザー ID のパスとファイル名を入力できます。これにより、プロンプトに対する応答が不要になります。
-i警告を無視します。コンソールには警告が表示され続けますが、ユーザーの応答は不要です。
-l起動した cconsole を自動的にリアルタイムコンソールにします。
たとえば、Lotus Notes ユーザー ID のパスとファイル名を入力するためのプロンプトを表示しないようにするには、cconsole コマンドを次のように入力します。


関連項目