モニタリング


Lotus Domino Web サーバーログをテキストファイルに記録する
IBM(R) Lotus Domino(R) Web サーバーログをテキストファイルに記録する場合は、アクセスファイル形式を指定する必要があります。アクセスログファイルの内容は、次のどちらのログファイル形式を選択するかによって異なります。 通常使用されるアクセスログ形式は、[共通 (拡張)] です。このファイル形式では、Web サーバーの全情報が 1 つのテキストファイルに記録されます。

必要に応じて、アクセスログファイル形式として [共通] を選択できます。ただし、[共通] 形式は旧式のログファイル形式であり、主に古い情報に対して使用されます。アクセスファイルとして [共通] 形式を選択すると、サーバー要求情報のサブセットがファイルに組み込まれます。このサーバー要求情報では、要求エージェントおよび参照情報がエージェントログファイルと参照ログファイルに別々に保存されています。これらの異なるログファイルのエントリを一致させるのは困難です。参照情報が常に要求と一緒に送信されるとは限らないからです。そのため、参照エントリ数と要求数は異なる場合があります。

テキストファイルへのログ記録では、次の情報が記録されます。
テキストファイル記録内容
アクセス権選択したファイル形式に応じて、次の Web サーバー要求情報が、表示されている順序でアクセスログファイルに記録されます。

[共通]

  1. クライアント DNS 名、または DNS 名が利用不可の場合は IP アドレス
  2. 要求のホストヘッダー、またはサーバーの IP アドレス (ホストヘッダーが利用不可の場合)
  3. リモートユーザー (利用可能な場合)
  4. 要求のタイムスタンプ
  5. HTTP 要求行
  6. HTTP 応答のステータスコード

[共通 (拡張)]
  1. クライアント DNS 名、または DNS 名が利用不可の場合は IP アドレス
  2. 要求のホストヘッダー、またはサーバーの IP アドレス (ホストヘッダーが利用不可の場合)
  3. リモートユーザー (利用可能な場合)
  4. 要求のタイムスタンプ
  5. HTTP 要求行
  6. HTTP 応答のステータスコード
  7. 要求の内容の長さ。利用不可の場合は「-」で表示。
  8. 参照 URL。利用不可の場合は「-」で表示。
  9. ユーザーエージェント。利用不可の場合は「-」で表示。
  10. 要求を処理する時間 (ミリ秒)
  11. cookie ヘッダーの値
  12. 変換された URL (実際のサーバーリソースのフルパス、利用可能な場合)
エージェント
  • ユーザーエージェント。利用不可の場合は「-」で表示。
参照
  • このサイトのページにアクセスするためにユーザーがアクセスした URL

CGI エラーファイルCGI プログラムによる標準エラー (stderr) は、設定したテキストファイル形式に関係なく CGI エラーファイルに取り込まれます。
関連項目