Lotus Domino Server モニターのショートカットを使用する
IBM(R) Lotus Domino(R) Server モニターに組み込まれているショートカットを使用すると、[サーバー] - [モニタリング] タブから移動しなくても、サーバーとサーバータスクのステータスに関する追加情報を取得できます。

Lotus Domino Server モニターでは、次のタスクを実行して、サーバーのパフォーマンスに関するトラブルシューティングを行うことができます。

メモ Lotus Domino Server モニターは、Web サーバー管理クライアントでは利用できません。

例:Lotus Domino Server モニターを使用する8 台のサーバーをモニターして、エラーのトラブルシューティングを行う場合を想定します。サーバー Hub-E/East/Acme はサーバーリストの先頭にあり、[失敗] が表示されています。[ステート別] ビューで、ステータス指標の 1 つが一般的なエラーを示しています。どのサーバータスクがエラーを報告しているかは、列から判断できますが、エラーの内容は不明です。タスクステータス指標の上にカーソルを置いて、問題の簡単な説明を確認します。サーバーで建設的な措置をすみやかにとるには、サーバーを選択して右クリックし、[ステータスタブに移動] タブを選択します。[サーバー] - [ステータス] タブを選択すると、診断を行って適切な措置をとることができます。
次に、14 台のサーバーをモニターして、送信無効メール統計 (dead.mail) のトラブルシューティングを行うことを想定します。送信無効メールの量が最も多いサーバーを確認するには、統計列をソートして、送信無効メールのメッセージが最も多いサーバーが先頭に表示されるようにします。送信無効メールの増加が実際にいつから始まったのかを知るには、カーソルを [Dead statistic] 列に置いて右クリックします。[統計の差異の表示] を選択し、過去 1 時間以内にエラーが発生したかどうかを確認します。送信無効メールを再送信するには、右クリックして [メッセージングタブに移動] タブを選択し、[メッセージング] - [メール] タブに切り替えます。

Lotus Domino Server モニターから異なる Lotus Domino Administrator タブを開くには 1 Lotus Domino Administrator で [サーバー] - [モニタリング] タブをクリックします。
2 サーバーを選択します。

3 [モニタリング] メニューで、次のいずれかを選択します。

統計値の差異を表示するには数値による統計では、現在の統計値と 1 時間前に生成された統計値との差異を表示できます。以前の値または「差異」の値が表示されている統計列に、三角アイコンが表示されます。サーバーモニターの実行時間が 1 時間未満の場合は、現在の統計値と利用可能な最も古い値との差異が表示されます。
1 Lotus Domino Administrator で [サーバー] - [モニタリング] タブをクリックします。

2 統計列をクリックして統計を選択します。

3 [モニタリング] メニューで [統計の差異の表示] を選択します。

4 差異の値とアイコンを削除するには、統計列をクリックして [モニタリング] - [統計の差異の表示] を再度選択します。

サーバーまたはタスクに関する追加情報を表示するには 1 Lotus Domino Administrator で [サーバー] - [モニタリング] タブをクリックします。
2 次の操作のいずれかを行います。

イベントハンドラとイベントジェネレータを作成するには統計イベントを生成して、サーバーのダウン時や復旧時、タスクでのエラーレポート時、統計での特定のしきい値のレポート時などにイベントハンドラを起動できます。
1 Lotus Domino Administrator で [サーバー] - [モニタリング] タブをクリックします。

2 次の操作のいずれかを行います。

関連項目