Show Xdir
書式:Show Xdir

説明:サーバーが最後に名前解決に使用した各ディレクトリの情報を表示します。出力される内容は次のとおりです。

DomainName [DomainName] 列には、ディレクトリがあるドメインの名前が表示されます。ディレクトリがディレクトリアシスタントデータベースで設定されている場合、ディレクトリアシスタント文書の [ドメイン名] フィールドによってそのディレクトリのドメイン名が決まります。

DirectoryType

[DirectoryType] 列にはディレクトリのタイプが表示されます。ディレクトリのタイプは次のいずれかです。


[DirectoryType] 列には、ディレクトリがあるドメインのタイプ (IBM(R) Lotus Notes(R) または LDAP) も表示されます。ディレクトリアシスタントデータベースで設定されているリモートの LDAP ディレクトリの場合、ドメインタイプは「LDAP」です。すべての Domino ディレクトリおよび拡張ディレクトリカタログのドメインタイプは「Notes」です。

ClientProtocol

[ClientProtocol] 列には、ディレクトリが使用可能になっているクライアントプロトコル (Lotus Notes または LDAP、または両方) が表示されます。ディレクトリアシスタントデータベースに設定されているディレクトリの場合、ディレクトリアシスタント文書の [このドメインを利用可能にする先] フィールドの値によって、この列に表示される内容が決まります。

構成ディレクトリの場合、この列には常に「Notes」と表示されます。1 次ディレクトリまたはリモート 1 次ディレクトリの場合、通常は「Notes & LDAP」と表示されます。ただし、ディレクトリアシスタントで設定されている 1 次ディレクトリで、LDAP クライアントに対して使用不可になっている場合、使用可能なクライアントプロトコルとして「Notes」だけが表示されます。

Replica/LDAP Server

[Replica/LDAP Server] 列には次の情報が表示されます。


メモ サーバーが要約ディレクトリカタログを使用している場合、「Directory Catalog 'filename" in use」というテキストも表示されます。ここで filename はローカルのディレクトリカタログの名前です。

Show Xdir コマンドを実行した場合にサーバーコンソールに表示される出力例を以下に示します。

例 1

この例は、ローカルの 1 次 Domino ディレクトリ、2 次 Domino ディレクトリを 2 つ (1 つはローカルの拡張ディレクトリカタログ)、およびリモートの LDAP ディレクトリを 1 つ使用するサーバーに対して実行した場合の出力です。

例 2

この例は、ネットワーク経由でアクセスされる構成ディレクトリ、リモートの 1 次 Domino ディレクトリ、および拡張ディレクトリカタログを使用するサーバーに対する出力です。