ディレクトリサービス
リモート 1 次 Domino ディレクトリを検索するためのデフォルトロジックDomino ディレクトリの [ディレクトリサーバー] ビューには、構成ディレクトリを持つサーバーがリモート 1 次ディレクトリとして使用できる、ドメイン内の 1 次 Domino ディレクトリのレプリカがリストされます。これらのビューでは、各レプリカがサーバー名のアルファベット順にソートされます。 構成ディレクトリを持つサーバーは、以下のロジックを使用して、リモート 1 次 Domino ディレクトリのレプリカのうち、優先的に使用する上位 5 個のリストをメモリ内に作成します。このリストの 1 番目にあるレプリカが使用できない場合、サーバーは、リストにある次のレプリカを使用します。それ以降も同様です。
1 複製履歴を調べ、サーバーが最後に複製を実行した、リモート 1 次ディレクトリのレプリカを検索します。次に、いま検索したレプリカの前に複製を実行したレプリカを検索します。それ以前についても同様に検索します。
2 メモリ内のリストに含まれるリモート 1 次ディレクトリのレプリカがまだ 5 個に達していない場合は、同じ Lotus Notes 名前付きネットワークで 1 次ディレクトリのレプリカを検索します。該当するレプリカが複数ある場合は、サーバー名のアルファベット順に並べます。
3 上記の手順でもレプリカがまだ 5 個に達しない場合は、[ディレクトリサーバー] ビューを参照して、残っている、リモート 1 次ディレクトリのレプリカをサーバー名のアルファベット順に並べます。これは、リスト内の 1 次ディレクトリが 5 個になるまで、またはすべての 1 次ディレクトリがリストされるまで並べます。
ディレクトリアシスタントを設定して 1 次 Domino ディレクトリを検索する構成ディレクトリを持つサーバーがドメイン内のどのリモート 1 次 Domino ディレクトリのレプリカを使用するかを制御するには、デフォルトロジックではなくディレクトリアシスタントを使用します。たとえば、1 次 Domino ディレクトリを持つサーバーがクラスタにある場合は、ディレクトリアシスタントによって、クラスタフェイルオーバーを使用して 1 次 Domino ディレクトリのレプリカを検索できます。 構成ディレクトリを持つサーバーが使用する [ディレクトリアシスタント] データベースにディレクトリアシスタント文書を作成するには:
1 構成 Domino ディレクトリを持つサーバーに [ディレクトリアシスタント] データベースを設定していることを確認します。
2 Lotus Domino Administrator を使用して、[ディレクトリアシスタント] データベースを使用するように設定されたサーバーに接続します。
3 [設定] タブをクリックします。
4 [ディレクトリ] を展開し、[ディレクトリアシスタント] を選択します。
5 [作成] をクリックします。
6 [基本情報] タブで、以下の操作を行います。
関連項目