モニタリング
MIB からの帯域外サーバーステータスLotus Domino SNMP Agent は、IPC を使用する Lotus Domino SNMP Agent サーバーアドインタスクからサーバーのステータスを常に間接的にモニターし、サーバーが稼働しているか停止しているかを判別します。Lotus Domino SNMP Agent は、IBM(R) Lotus Notes(R) の API アプリケーションではなく、ステータス情報をすべて帯域外で収集します。 SNMP での Lotus Domino Server の制御SNMP では、次の 3 つの管理機能を実行できます。
メモ zSeries(R) (S/390) プラットフォームでは、再起動はサポートされません。
サーバーステータスのリアルタイム警告IBM(R) Lotus Domino(R) SNMP Agent は、サーバーのステータスを常時モニターしています。ステータスの変化は、SNMP トラップとして送信されます。サーバーステータスの次の 3 つの事項がリアルタイムで警告されることによって、サーバーが稼動しているか停止しているかのモニター機能は大幅に強化されています。
この状態以外では、サーバーが意図的に無効にされたかが最も重要です。意図的であるとわかっている場合、定期点検中のサポート要員を呼び出すというような事態を避けることができます。
サーバーの状態を判別するには、LNSNMP とその Lotus Domino Server アドインタスク (まず QuerySet Handler、それがなければ Event Interceptor) の間のパルスを使用します。トラップ 13 または 16 が発生するのは、LNSNMP が SNMP アドインタスクと通信して、サーバーが稼働していることを最初に判別した場合だけです。サーバーの起動に問題がある場合は、トラップが発生しません。トラップ 16 が発生するのは、トラップ 13 の条件が継続して発生している (サーバーが応答しない) 場合です。言い換えると、トラップ 16 が発生する前にはトラップ 13 が発生します。
SNMP トラップとしての Lotus Domino イベントの送信IBM(R) Lotus Domino(R) イベントの送信は、リアルタイム警告とよく似ています。SNMP トラップは、Lotus Domino が Event サーバータスクを使用して生成するとすぐに、リアルタイムで送信されます。統計モニターは、Lotus Domino が Collector サーバータスクを使用して一定間隔で生成するので、厳密にはリアルタイムではありません。これらのイベントを Lotus Domino ドメイン全体で統合できることが、Lotus Domino SNMP Agent の 1 つの利点です。 Lotus Domino イベントのテキストメッセージには、いくつかの情報項目があり、それに付いているラベルは次のとおりです。
Type -- イベントの種類 (下記参照)。
Severity -- イベントの重要度 (下記参照)。
TimeStamp -- タイムスタンプは UNIX Epoch 形式に変換されます。これはサーバーのタイムスタンプであって、コンソールのタイムスタンプではありません。
Text -- イベントメッセージ (サーバーのローカル言語で表示)。
Seq -- LNSNMP によって割り当てられます。
メモ Seq フィールド以外のこれらのフィールドはすべて、Lotus Domino Server から直接渡されます。
1 通信
2 セキュリティ
3 メール
4 レプリカ
5 リソース
6 その他
7 サーバー
8 統計
9 更新
1 致命的
2 障害
3 警告 (高)
4 警告 (低)
5 正常