LOTUS NOTES CLIENT のインストールと SMART UPGRADE


Smart Upgrade データベースへのデータベースリンクを作成する
Domino ディレクトリでは、サーバー設定文書内に [Smart Upgrade DB リンク] フィールドがあり、そこに Smart Upgrade データベースへのデータベースリンクを貼り付けることができます。 IBM(R) Lotus Domino(R) のインテリジェントなロケータは、データベースリンク内の Smart Upgrade データベースのレプリカ ID を使用し、次のことをこの順序で実行します。1) そのデータベースのローカルレプリカを検索し、見つかった場合は、それを使用します。2) サーバーがクラスタに属する場合はそのデータベースのレプリカを同じクラスタで検索し、見つかった場合は、それを使用します。3) サーバー設定文書のデータベースリンク内に指定されたサーバー上のデータベースを使用します。

この手順で、同時に実行できる Smart Upgrade の試行数を制限できる Smart Upgrade Governor 機能を有効にします。

1 Lotus Domino Administrator で、作成した Smart Upgrade データベースを開きます。

2 [編集] - [リンクのコピー] - [アプリケーションリンク] を選択します。

3 Lotus Domino Administrator で、[設定] - [サーバー] - [設定] をクリックします。

4 サーバーを選択し、[設定の編集] をクリックして既存のサーバー設定文書を編集します。

5 [Smart Upgrade] タブをクリックします。


6 文書の [Smart Upgrade] タブで、[Smart Upgrade データベースリンク] フィールドにデータベースリンクを貼り付けます。

7 (省略可能) [同時 Smart Upgrade の制限] フィールドで、Smart Upgrade Governor を有効にします。Smart Upgrade Governor を有効にすると、[同時に処理できるダウンロード数] フィールドに値を入力して、Smart Upgrade を試みる回数を制限できます。


8 [同時ダウンロード(最大)] フィールドに、Smart Upgrade Governor が有効なときに Smart Upgrade を同時に実行できる最大試行回数の値を入力します。

9 サーバー設定文書を保存して閉じます。

10 Lotus Notes Smart Upgrade データベースをセットアップすることによって、アップグレードキットのデータベースへの追加を開始できます。

Smart Upgrade Governor 機能について詳しくは、「同時に実行できる Smart Upgrade のダウンロード数を制御する」の項目を参照してください。

関連項目