リファレンス


Lotus Domino Server コマンド
次の表に、使用可能な IBM(R) Lotus Domino(R) Server コマンドを簡単に説明します。

メモ この付録には別途に Lotus Domino および IBM(R) DB2 Universal Database(R) Enterprise Server Edition のサーバーコマンドのリストも示しています。それらのコマンドは、Lotus Domino と DB2 から成る設定でのみ使用されるものです。

Lotus Domino と DB2 サーバーコマンドについて詳しくは、「Lotus Domino と DB2 サーバーコマンド」を参照してください。

コマンド説明
Broadcast 特定のユーザーか、このサーバーのすべてのユーザーにメッセージを送信します。
Dbcache Disableデータベース内のファイルへ排他的にアクセスする必要がある場合に、データベースのキャッシュを無効にします。
Dbcache Flushデータベースキャッシュ内で現在開いているすべてのデータベースを閉じます。
Dbcache Show現在キャッシュ内にあるデータベースの名前を表示します。
Drop1 つ以上のサーバーセッションを終了します。
Exitサーバーを停止します。このコマンドは Quit と同じです。
Helpサーバーコマンドの簡単な説明、引数、適切な書式のリストを表示します。
Loadサーバー上の指定したサーバータスクやプログラムをロードし実行します。
Platformプラットフォームの統計データをコンソールで制御します。
Pull指定サーバーから操作中のサーバーへの一方向の複製を強制的に実行します。
Push操作中のサーバーから指定サーバーへの一方向の複製を強制的に実行します。
Quitサーバーを停止します。このコマンドは Exit サーバーコマンドと同じです。
Replicate2 つのサーバー (このコマンドを入力するサーバーと指定のサーバー) 間の複製を強制的に実行します。
Restart Port指定したポートでトランザクション (またはメッセージ) を無効にし、少し時間が経過してからポートを再び有効にします。
Restart Serverサーバーを停止した後、少ししてからサーバーを再起動します。
Restart Task指定されたサーバータスクをシャットダウンして再起動します。
Route特定のサーバーでメール配信を開始します。
Save指定した文書を DXL 形式でデータディレクトリに保存します。
Set ConfigurationNOTES.INI ファイルの設定を追加または変更します。
Set Rulesサーバーのメールルールを再ロードします。
Set SCOS共有メールデータベースを有効または無効にします。
Set Secure コンソールをパスワードで保護します。
Set Statistics累積された統計をリセットします。
Set SystemTime内部 Lotus Domino 時間に対して、オペレーティングシステム時間を強制的に設定します。
Show Agents指定したデータベースのエージェント名を表示します。
Show AI拡張係数と可用性インデックス (AI) の履歴を表示します。NOTES.INI の変数 Server_Transinfo_Range= の適切な値を推奨します。
Show Allportsサーバーのすべてのポートの設定を表示します。有効でも無効でも表示されます。
Show Clusterローカルサーバーのクラスタ名キャッシュを表示します。
Show ConfigurationNOTES.INI ファイルに設定されている現在の値を表示します。
Show Directorydata ディレクトリにあるすべてのデータベースファイルを一覧表示し、データベースの複数のレプリカを識別します。-unread 引数を付けて実行すると、データベースに未読マークセットの複製があるかどうかの詳細が表示されます。
Show Diskspaceディスクドライブ (Microsoft Windows) またはファイルシステム (UNIX) で使用可能な容量をバイト単位で表示します。
Show Heartbeatサーバーが応答しているかどうかを示します。
Show jvmJVM の長いバージョン文字列を表示します。
Show MemoryOS/2 で使用します。
Show Monitors モニターに使用されたメモリ量がわかります。
Show Opendatabasesサーバーで開いているデータベースのリストと、そのデータベースの詳細情報を表示します。
Show PerformanceLotus Domino Server が動作しているときの 1 分間あたりのユーザー/トランザクションの値を表示します。
Show Portトラフィックやエラー統計、ネットワークアダプタカードや通信ポートで使用されるリソースを表示します。
Show Scheduleサーバータスクが次回いつ実行されるかを表示します。次の引数を使用します。
Show SCOS共有メールデータベースの情報を表示し、共有メール設定を再ロードします。
Show Serverサーバーステータス情報を表示します。
Show Stat次の項目について Lotus Domino Server 統計を表示します (複数の場合もあります)。ディスク容量、メモリ、メール、複製、ネットワーク動作。
Show Stat Platform次の項目について、すべてのサーバーに対する個別および累計のプラットフォーム統計を表示します (複数の場合もあります)。論理ディスク、ページングファイル、メモリ、個別ネットワーク、プロセス、システム。
Show Stat vm物理および仮想メモリのパフォーマンスをモニターします。Show Stat vm は、すべてのサーバープロセスの仮想メモリの使用量統計のリストを表示します。
Show Tasksサーバー名、Lotus Domino プログラムディレクトリパス、アクティブなサーバータスクの状態を表示します。
Show Transactionsトランザクションの各タイプごとに、NRPC トランザクションの総数、最長および最短のトランザクション時間、すべてのトランザクションを実行するのにかかった合計時間、トランザクションの平均実行時間を表示します。
Show Usersサーバーのセッションを確立したすべてのユーザーを一覧表示します。
Show Xdirサーバーが名前解決に使用する各ディレクトリの情報を提供します。
Start Consolelogコンソールログを有効にします。
Start Port指定したポートのトランザクションやメッセージを有効にします。
Stop Consolelogコンソールログを無効にします。
Stop Port指定ポートのトランザクションやメッセージを無効にします。
Sucache refresh Smart Upgrade 構成情報の動的な再読み込みを強制し、Lotus Domino Server の Smart Upgrade キャッシュ情報の状態を表示し、さらに、Lotus Domino Server が再起動した時に収集された Smart Upgrade 統計を表示します。
Sucache show Lotus Domino Server の Smart Upgrade キャッシュの現在の状態、および Lotus Domino サーバーが再起動した時から収集された統計を表示します。
Tellサーバープログラムやタスクにコマンドを発行します。
Traceサーバーへの接続テストを行います。
関連項目