ユーザーとサーバーの設定


階層なしのユーザー名を階層付きのユーザー名にアップグレードする
システム管理プロセスを使用して名前を変更するには、組織が階層名を使用している必要があります。ユーザー名を階層なしの形式から階層付きの形式に更新するには、次の手順を実行します。

階層なしの形式から階層付きの形式にユーザー名を更新すると、基本名と別名の両方の情報が影響を受けます。IBM(R) Lotus Domino(R) の別名機能を使うには、名前の変更に関連するすべてのサーバー、Lotus Notes Client、Lotus Domino Administrator がいずれも 5.0.2 以降でなければなりません。

メモ この手順は、ローミングユーザーには適用されません。

階層なしのユーザー名を階層付きのユーザー名にアップグレードするには 1 ユーザー名を変更するには、次のアクセス権が必要です。

2 Lotus Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブをクリックします。

3 [ユーザー] をクリックしてユーザー名を選択します。

4 ツールペインで、[ユーザー] - [名前の変更] をクリックします。

5 [階層形式に更新] をクリックします。

6 [認証者の選択] ダイアログボックスで、以下の選択を行います。
フィールドアクション
サーバー次のどちらかの操作を行います。
  • Lotus Domino サーバーベースの CA を使用している場合は、Domino ディレクトリにアクセスするために使用するサーバーを選択して認証者のリストを検索します。
  • 認証者 ID を提供する場合は、認証者のリストを検索するために使用するサーバーを選択して、認証者 ID ファイルを、この認証者と元の認証者すべてに対し、証明書の最新のセットで更新できるようにします。これは、CERTLOG.NSF が更新されるサーバーでもあります。
CA プロセスを使用Lotus Domino サーバーベースの CA を設定した場合には、このオプションを選択します。
  • CA が設定されている認証者をリストから選択し、[OK] をクリックします。
認証者 ID とパスワードを指定認証者の ID とパスワードを使用している場合には、このオプションを選択します。
  • ユーザーの ID を認証した認証者 ID を選択し、[開く] をクリックします。たとえば、Joe Smith/Sales/NYC/ACME という名前を変更する場合は、SALES.ID という名前の認証者 ID を使用します。
  • [認証者 ID] をクリックし、表示されているのとは別の ID を選択します。
  • 認証者 ID のパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
7 [証明書の有効期限] ダイアログボックスで、新しい認証の有効期限を受け入れるか、変更します。証明書のデフォルトの有効期限は現在日から 2 年後の日付です。


8 [ユーザー名の変更] ダイアログボックスでは、基本名または別名の情報を変更することもできます。次に、次のいずれかを選択します。 9 [統計] ダイアログボックスが表示されたら、名前の変更がすべて成功したかどうか確認します。失敗しているものがあれば、認証ログ (certlog.nsf) で失敗した原因を把握します。[OK] をクリックします。

関連項目