セキュリティ
デフォルトの HTML ログインフォームでユーザーの名前とパスワードを入力すると、その名前とパスワードをユーザーセッション全体に適用できます。Web ブラウザは、サーバーのキャラクタセットを使って、そのサーバーにユーザーの名前とパスワードを送信します。そのため、ユーザーは、名前とパスワードを ASCII および Latin-1 以外のキャラクタセットで入力することができます。
ユーザー名で使用可能なキャラクタセットは、基本認証とセッションベース認証で異なります。
Web サーバーの設定について詳しくは、「Lotus Domino Web サーバーを設定する」の項目を参照してください。
2 [サーバー] フィールドに Web サーバー名を入力します。
3 [Domino Web サーバー設定] テンプレート (DOMCFG5.NTF) を選択します。
4 データベース名を入力して、データベースに DOMCFG.NSF というファイル名を付けます。
6 データベース ACL に Anonymous エントリを追加し、[読者] アクセス権を与えます。
カスタムフォームを作成するには カスタムログインフォームを作成する最も簡単な方法は、Lotus Domino Web サーバー設定データベースに用意されているログインフォーム $$LoginUserForm のコピーを変更します。また、新しいログインフォームを作成することもできます。フォームを作成したり編集したりするには、Lotus Domino Designer 7 クライアントが必要です。
1 Lotus Domino Designer クライアントで、Lotus Domino Web サーバー設定データベース (DOMCFG.NSF) を開きます。
2 [表示] - [設計] を選択します。
3 次のいずれかを実行します。
ログインフォームとしてカスタムフォームを指定するには 1 Lotus Notes Client で、Lotus Domino Web サーバー設定データベース (DOMCFG.NSF) を開き、[サインインフォームマッピング] ビューを開きます。
2 [マッピングの追加] をクリックします。
3 [サイト情報] で、次のいずれか 1 つを選択します。
5 カスタムフォームを含むデータベースのファイル名を入力します。別のデータベースにカスタムフォームを保存していない場合は、DOMCFG.NSF という名前にします。
6 カスタムログインフォームの名前を入力します。
7 文書を保存し、閉じます。
エラーメッセージを設定するセッションベースの Web 認証を有効にして、ログイン時にエラーがあった場合やセッションがタイムアウトした場合に、エラーメッセージを返すこともできます。その場合は、カスタムログインフォームの 2 つのフィールド (reasontext と reasontype) を設定します。DOMCFG.NTF では、これらの 2 つのフィールドはデフォルトフォーム $$LoginUserForm に含まれています。変更を有効にするには、DOMCFG.NSF の設計を最新の DOMCFG5.NTF で更新または置換する必要があります。 フィールド [reasontype] には、ログインフォームが表示される原因となる次の 5 つのケースがエンコードされています。