エージェントマネージャの Tell コマンド
次の表では、エージェントマネージャで使用できる、追加の Tell コマンドを説明します。
コマンド説明
Tell Amgr Cancel現在実行中のスケジュールされたエージェントをキャンセルします。

メモ Tell Amgr Cancel では、HTTP やルーターなどの他のプロセスによって実行されたエージェントはキャンセルできません。ただし、リモートデバッガを使用すると、すべてのプロセスによって実行されたエージェントをキャンセルできます。サードパーティのアプリケーションがハングし、制御が IBM(R) Lotus Notes(R) に戻されない場合は、エージェントをキャンセルすることはできません。

次の引数を入力してキャンセルするエージェントを指定します。

"データベース名" 'エージェント名'

例:Tell Amgr Cancel "DatabaseName.nsf" 'AgentName'

メモ Tell Amgr Schedule コマンドを使用してキャンセルするエージェントを決定することもできます。

Tell Amgr Debugエージェントマネージャの現在のデバッグ設定を表示するか、新しい値を設定します。このコマンドを使用してデバッグ値を設定する場合、NOTES.INI ファイルの Debug_AMgr コマンドと同じフラグを使用できます。設定した内容はただちに適用され、エージェントマネージャやサーバーを再起動する必要はありません。

Tell Amgr Debug パラメータは次のとおりです。

  • c -- エージェントコントロールパラメータを出力します。
  • e -- Agent Manager イベントに関する情報を出力します。
  • l -- ロード中のレポートを出力します。
  • m -- エージェントメモリ警告を出力します。
  • p -- エージェントのパフォーマンス統計を出力します。
  • r -- エージェント実行レポートを出力します。
  • s -- AMGR スケジューリングに関する情報を出力します。
  • v -- 詳細モード。エージェントのロード、スケジューリング、およびキューに関して、より詳細なメッセージを出力します。
  • * -- 上記の情報をすべて表示します。
Tell Amgr Run次の引数を使用して指定したエージェントを実行します。

"データベース名" 'エージェント名'

例:Tell Amgr Run "DatabaseName.nsf" 'AgentName'

Tell Amgr Pauseエージェントのスケジューリングを停止します。
Tell Amgr Quitサーバー上のエージェントマネージャを停止します。
Tell Amgr Resumeエージェントのスケジューリングを再開します。
Tell Amgr Scheduleその日の実行が設定されているすべてのエージェントのスケジュールを表示します。エージェントのトリガーの種類、エージェントを実行する時間、エージェントの名前、エージェントを実行するデータベース名も表示します。エージェントマネージャのスケジュールを調べれば、エージェントマネージャのキューでエージェントが待ち状態になっているかどうかを確認できます。

エージェントマネージャのキューは次のとおりです。

E - 実行に適したエージェント

S - 実行予定のエージェント

V - イベントの発生を待っているイベント駆動型のエージェント

トリガーの種類

S - 指定時刻に実行されるエージェント

M - 新規メールの受信で実行されるエージェント

U - 文書の作成か更新で実行されるエージェント

Tell Amgr Statusエージェントマネージャのキューのその時点での状態と、サーバー文書でのエージェントマネージャの設定を表示します。
関連項目