即時処理を指定しないでアウトバウンド (送信側) ドメインから階層なしのサーバーを削除すると、ここで説明する順序でシステム管理要求が処理されます。
サーバーを削除する - アウトバウンド (送信側) ドメインこれらのシステム管理要求は、アウトバウンド (送信側) ドメインで生成されます。 Domino ディレクトリからサーバーの削除トリガ:Lotus Domino Administrator で [サーバーの削除] コマンドを実行したとき。
実行方法:サーバー文書の [サーバータスク] - [Administration Process] タブにある [間隔:] フィールドの設定に従います。
結果:アウトバウンドサーバーに対して [ユーザー文書からの削除] 要求と [アクセス制御リストからの削除] 要求が発行されます。ドメイン間の設定文書が認識され、承認済みの署名者が調べられます。承認済みの署名者が見つかれば、インバウンドドメインに対して要求がメール送信されます。
実行方法:サーバー文書の [サーバータスク] - [システム管理プロセス] タブの [一日一回実行する時刻] 設定に従って実行する。
結果:[読者/作成者フィールドからの削除] 要求が発行されます。サーバーへの参照がユーザー文書から削除されます。
実行方法:サーバー文書の [サーバータスク] - [Administration Process] タブにある [遅延要求の設定] に従います。
結果:データベースの [読者/作成者フィールドからの削除] チェックボックスがオンになっているデータベース文書からサーバー名が削除されます。
結果:システム管理サーバーが割り当てられているデータベースの ACL からサーバー名が削除されます。
結果:サーバー名に階層がないかどうかが調べられます。階層なしの場合には、[Domino ディレクトリ内でのサーバー削除の承認] 要求が発行されます。
実行方法:管理者の承認に従います。
結果:受信側サーバーに [Domino ディレクトリからサーバーの削除] 要求が発行されます。
結果:受信側サーバーに対して [アクセス制御リストからの削除] 要求と [ユーザー文書からの削除] 要求が発行されます。
結果:[読者/作成者フィールドからの削除] システム管理要求が発行されます。サーバー名に対するすべての参照がユーザー文書から削除されます。
関連項目