トラブルシューティング
クラスタを複製するログファイル (LOG.NSF) の情報は、クラスタで発生する複製の障害のトラブルシューティングに利用できます。 Notes LogNotes Log にアクセスするには、IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator で [サーバー] - [分析] タブをクリックし、調査ターゲットのサーバーの Notes Log を選択します。次のビューで複製関連の問題を調べます。
NOTES.INI ファイルを編集して Log_Replication 設定を追加します。この設定によって、Notes Log に詳細な複製情報が表示されます。
モニタリング設定モニタリング結果データベース (STATREP.NSF) には、事前に設定された統計とより詳細な統計が保存されます。Collect タスクをロードしたときに存在しなければ、作成されます。これらの統計の一部に対してアラームを設定できます。たとえば、複製が 3 回以上エラーになった場合には、エラーレポートを生成するというアラームを設定できます。統計収集を目的として設計されたデータベースであれば、どんなデータベースにでも統計をレポートできますが、通常はモニタリング結果データベース (STATREP.NSF) にレポートします。 NOTES.INI を編集して Repl_Error_Tolerance 設定を追加すると、2 つのデータベース間で同一の複製エラーが何回発生したら複製を強制終了するかを変更できます。デフォルトのエラー許容値は 2 です。この値が大きいほど「Out of disk space」などのメッセージが表示される回数も増えます。
サーバーで Event タスクを実行する場合、複製関連の問題をレポートするようにイベントモニター文書を設定できます。複製モニター文書を作成すると、一定時間内に特定データベースの複製が失敗した場合に通知を受け取ることもできます。Lotus Domino Administrator でイベントを表示するには、[サーバー] - [分析] タブをクリックし、[統計] - [イベント] をクリックして目的のレポートを表示します。
複製履歴データベースの複製履歴には、データベースで複製が成功するたびにその複製の情報が記録されます。データベースの複製履歴を表示するには、データベースアイコンを選択し、[ファイル] - [アプリケーション] - [プロパティ] (または、[ファイル] - [アプリケーション] - [複製] - [履歴...]) を選択します。 複製スケジュールLotus Domino システム内のサーバーの複製スケジュールをグラフィック表示できます。複製スケジュールを表示するには、Lotus Domino Administrator で [複製] タブをクリックします。 複製トポロジーマップ複製トポロジーマップを作成すると、複製トポロジーを表示できます。サーバー間の接続を簡単にトレースもできます。複製トポロジーマップを表示するには、Lotus Domino Administrator で [複製] タブをクリックします。複製トポロジーマップを表示する前に、トポロジーマップタスクをロードしておく必要があります。 関連項目