データベース管理者は、まずドメインカタログの非表示ビュー $MultiDbIndex を使用して、索引に含めるために選択されているデータベースを確認します。ドメイン索引に含めることが適切ではないデータベース (個人的なメールデータベースや、重要性の低いデータベースなど) がこのビューに表示されているとき、または逆に重要なデータベースが抜けているときは、$MultiDbIndex ビューの選択式をカスタマイズするか、または IBM(R) Lotus Domino(R) Administrator を使用して、データベースを追加または削除します。

$MultiDbIndex を使用して索引が作成されるデータベースを表示する
1 Lotus Domino Administrator で、[ファイル] - [アプリケーション] - [開く] を選択します。

2 ドメインのカタログを作成するサーバーを選択し、ドメインカタログを選択します。

3 [Ctrl] + [Shift] キーを押し、[開く] をクリックします。

ドメインカタログが開き、その非表示ビューが表示されます。

このビューには、ドメイン索引に含める各データベースのレプリカ ID が表示され、その後にそのレプリカに関する情報が 1 行ずつ表示されます。

メモ 索引を作成するためにデータベースの複数のレプリカが選択された場合、ドメイン検索では、最も多くの文書を含むレプリカが選択されます。

カスタマイズした選択式の例を次に示します。この例では、インデックスサーバーは [サイト検索に含む] 設定を無視し、名前に「hub」を含むサーバー上にある smoketestdata ディレクトリのデータベースだけに対して索引を作成します。

SELECT @IsAvailable(ReplicaID) & @IsUnavailable(RepositoryType) & @Contains((pathname); "smoketestdata") & @Contains((server); "hub")

1 Lotus Domino Administrator で、ドメイン索引に含める、または除外するデータベースを含むサーバーを選択します。

2 [ファイル] タブをクリックします。

3 含める、または除外する各データベースの ACL で [管理者] としてのアクセス権が設定されていることを確認します。

ヒント [ファイル] タブでデータベースを右クリックし、[アクセス制御] - [管理] を選択して、その ACL を表示します。

メモ ACL がデフォルトでアクセスを制限しているデータベースを含めるには、LocalDomainServers または LocalDomainCatalogServers グループがそのデータベースに対し、少なくとも [読者] のアクセス権を持っている必要があります。

メモ 索引を作成するサーバーを制限する予定にしていて、それらのサーバーにレプリカを配置した場合、元のデータベースで [サイト検索に含む] データベースプロパティが設定されている場合でも、今それらのレプリカを選択する必要があります。これは、この設定が複製されない場合があるためです。

6 [有効] または [無効] を選択します。

7 [OK] をクリックします。

8 含めたデータベースごとにカテゴリを割り当てます。

関連項目

ドメインカタログ
ドメイン索引に追加するファイルシステムを選択する

用語集