フィールド | アクション |
パスワード管理オプション |
Lotus Notes Client にカスタムパスワードポリシーを使用 | 次のいずれかを選択します。
- [いいえ] (デフォルト)
- [はい] - カスタムパスワードポリシーを実装します。カスタムパスワードポリシーを使用すると、特定のパスワードパラメータを設定できるので、パスワードの予想がつかなくなります。[カスタムパスワードポリシー] タブの設定を使って、ポリシーをセットアップします。
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Lotus Notes ID ファイルのパスワードを確認 | 次のいずれかを選択します。
- [いいえ] (デフォルト)
- [はい] - ユーザー ID のすべてのコピーに同じパスワードを指定する必要があります。
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HTTP でインターネットパスワードの変更を許可 | 次のいずれかを選択します。
- [はい] (デフォルト) -- ユーザーが Web ブラウザを使用してインターネットパスワードを変更できます。
- 無
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Lotus Notes ID パスワード変更時にインターネットパスワードにも反映する | 次のいずれかを選択します。
- [いいえ] (デフォルト)
- [はい] - インターネットパスワードと Lotus Notes Client パスワードの同期を取ります。
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Workplace リッチクライアントで Lotus Notes シングルサインオンを有効化 (8.0 より前) | 次のいずれかを選択します。
- [いいえ] (デフォルト)
- [はい] - IBM Workplace リッチクライアントでは、Lotus Notes プラグインを使ってシングルログオンを有効にできます。
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パスワードの有効期限 |
パスワードの期限を有効にする | 次のいずれかを選択します。
- [無効] (デフォルト) -- パスワードの有効期限を無効にします。パスワードの有効期限が無効になっている場合、このセクションの残りのフィールドに必要な情報を入力しないでください。
メモ 次のいずれかのオプションのパスワード有効期限を有効にすると、セキュリティ設定文書のデフォルトが変わります。
- [Notes のみ] -- Lotus Notes パスワードの有効期限だけを有効にします。
- [インターネットのみ] -- インターネットパスワードの有効期限だけを有効にします。
- [Notes とインターネット] -- Lotus Notes パスワードとインターネットパスワードの有効期限を両方とも有効にします。
メモ インターネットパスワードの有効期限の設定は、HTTP プロトコルでしか認識されません。つまり、他のインターネットプロトコル (LDAP や POP3 など) では、インターネットパスワードを無期限に使用できることになります。
注意 Lotus Domino Server へのログインにユーザーがスマートカードを使用する場合は、パスワードの有効期限を有効にしないでください。 |
必須変更間隔 | パスワードが有効な日数を指定します。この日数が経過すると、パスワードの変更が必要になります。デフォルト値は 0 です。
メモ 30 未満の値を設定すると、[警告周期] フィールドが自動的に計算されます。このフィールドに入力した日数の 80% の数値が、警告周期として計算されます。 |
許可する猶予期間 | 期限が切れたパスワードを変更できる猶予期間の日数を指定します。この日数が経過すると、パスワードはロックアウトされます。デフォルト値は 0 です。 |
パスワードの履歴 (Lotus Notes のみ) | 保存する期限切れパスワードの数を指定します。パスワードを保存しておくと、ユーザーが古いパスワードを再使用できなくなります。デフォルト値は 0 です。 |
警告周期 | ユーザーが期限切れの警告メッセージを受け取る、パスワードの有効期限切れ前の日数を指定します。デフォルト値は 0 です。
メモ [必須変更間隔] の設定が 30 日未満に設定された場合、このフィールドの値が計算されます。このフィールドの値が計算されるように、パスワードの有効期間を有効にしなければなりません。この値が計算されると、上書きできません。 |
カスタム警告メッセージ | [警告周期] フィールドに指定した有効期間の限界値を過ぎたユーザーに送信されるカスタム警告メッセージを入力します。
メモ パスワード有効期限をどのように有効にしたかに関わらず、カスタム警告メッセージの対象は Lotus Notes Client のみです。インターネットユーザーには、警告メッセージが表示されません。 |
フィールド | アクション |
インターネットパスワードのロックアウトの設定 |
サーバーのインターネットロックアウト設定を上書きしますか? | このポリシー文書設定が有効になっている場合、そのポリシー設定によって、サーバーの設定文書内のインターネットパスワードのロックアウトの設定が上書きされます。
メモ これらのポリシーを有効にするには、サーバーはインターネットパスワードのロックアウトを実施する必要があります。 |
許可される最大入力回数 | ロックアウトが発生するまでに許可されているパスワードの最大試行回数。0 に設定すると、無制限にパスワードを試行することができます。 |
ロックアウトの有効期限 | ロックアウトが実施される期間。この期間が経過すると、次回ユーザーが認証を受けようとしたときに、そのユーザーアカウントが自動的にアンロックされます。0 に設定すると、自動ロックが無効になります。 |
最大試行間隔 | ユーザーがロックアウトされていない場合、この期間を経過して認証に成功しないと、以前に失敗した試行は消去されません。より確実なセキュリティが必要な場合は、さらに長い保護強度時間を指定してください。0 に設定すると、認証に成功するたびに、失敗したパスワード試行が消去されます。 |
パスワードクオリティの設定 |
要求するパスワード長 | パスワードクオリティに基づいてユーザーにパスワードを選択させる必要がある場合、ドロップダウンリストの値を選択して、クオリティを指定します。
詳しくは、「パスワードクオリティスケールについて」を参照してください。 |
パスワード長を使用 | 長さに基づいてユーザーにパスワードを選択させる必要がある場合、[はい] をクリックします。この操作を行うと、[要求するパスワードクオリティ] フィールドが [要求するパスワード長] に変わります。パスワードの最低の長さを指定します。 |
フィールド | アクション |
Lotus Notes Client の最初の使用時にパスワードを変更する | Lotus Notes を使用して初めてログインする場合のパスワードを変更する必要があります。
メモ これは、ユーザー登録中にポリシーが適用された場合にのみ機能します。 |
パスワードに共通名の使用を許可する | ユーザーの共通名の組み合わせをパスワードで使用できます。
次に例を示します。John232 がユーザー CN=John Doe/O=Mutt のパスワードの場合、John Doe が共通名となります。 |
パスワード長 (最小) | ユーザーがパスワードで使用できる最低文字数を指定します。 |
パスワード長 (最大) | ユーザーがパスワードで使用できる最大文字数を指定します。 |
パスワードクオリティ (最小) | ユーザーがパスワードで使用できる最小パスワードクオリティ値を指定します。 |
アルファベットの許可 (最小) | ユーザーがパスワードで使用できるアルファベットの最小数を指定します。 |
英大文字の許可 (最小) | ユーザーがパスワードで使用できる大文字の最小数を指定します。 |
英小文字の許可 (最小) | ユーザーがパスワードで使用できる小文字の最小数を指定します。 |
数字の許可 (最小) | ユーザーがパスワードで使用できる特殊文字、つまり句読点の最小数を指定します。 |
特殊文字の許可 (最小) | ユーザーがパスワードで使用できる特殊文字、つまり句読点の最小数を指定します。 |
必要な非小文字の最小数 | ユーザーパスワードに必要な特殊文字、数字、大文字の最小数を指定します。ここに大きい値を指定すると、パスワードの解読が難しくなります。
数値の入力後に、この要件に指定できる文字タイプがリストされたチェックリストが表示されます。次のいずれかの組み合わせも可能です。
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繰り返し文字の許可 (最大) | パスワードで使用できる繰り返し文字の最大数を指定します。 |
固有文字の許可 (最小) | パスワードで 1 度だけ表示される文字の最小数を指定します。 |
パスワードの先頭で使用禁止の文字 | パスワードの最初に使用できない文字タイプを指定します。 |
パスワードの末尾で使用禁止の文字 | パスワードの最後に使用できない文字タイプを指定します。 |
フィールド | 設定内容 |
パブリックキー要求のデフォルト |
- パブリックキーの要件を親ポリシーから継承します。
- パブリックキーの要件を子ポリシーで有効にします。
|
ユーザーのパブリックキー要件 |
キー強度の許可 (最小) | メモ 指定したレベルより弱く押したキーは、ロールオーバーされます。
- 制限なし (指定しないことも可能)
- すべてのリリースで互換の最大値 (630 ビット)
- 6.0 以降と互換 (1024 ビット)
- 7.0 以降と互換 (2048 ビット)
|
キー強度の許可 (最大) | メモ 指定したレベルより弱く押したキーは、ロールオーバーされます。
- すべてのリリースで互換 (630 ビット)
- 6.0 以降と互換 (1024 ビット)
- 7.0 以降と互換 (2048 ビット)
|
推奨するキー強度 | 新規キーの作成時に使用する優先キーの強さを選択します。
- すべてのリリースで互換 (630 ビット)
- 6.0 以降と互換 (1024 ビット)
- 7.0 以降と互換 (2048 ビット)
|
許容するキーの世代(最大) (日数) | ロールオーバーが必要になるまでにキーが到達できる最長経過期間を指定します。デフォルトは 36500 日 (100 年) です。 |
許容する最初のキー作成日 | この日付より以前に作成されたキーはロールオーバーされます。 |
指定した日数の経過後にすべてのユーザーに新規キーを生成して配布 | セキュリティ設定ポリシー文書が適用されるすべてのユーザーに対し新規キーが作成される期間を指定します。ユーザーキーは、指定期間中不規則にロールオーバーされます。デフォルトは 180 日です。 |
新規キーの作成後に古いキーが使用可能な日数の最大値 | ネットワーク認証中に古いキーを使用できる期間を指定します。Lotus Notes のキー照合時には、新旧すべての証明書とすべてのロールオーバーキーが 1 つのツリーにまとめられ、そのツリーが渡されて、キーを照合するためにチェーン化できる証明書セットが検索されます。有効期限が過ぎた証明書は、このチェーンの中では使用できません。キーが改ざんされている可能性に対応するためにキーをロールオーバーする場合、そのキーに発行された古い証明書を使用できる期間を短い値に設定することを推奨します。この設定の有効な値は 1 ~ 36500 日で、デフォルトは 365 日です。 |
認証の有効期間の設定 |
警告周期 | ユーザーが期限切れの警告メッセージを受け取る、認証の有効期限切れ前の日数を指定します。デフォルト値は 0 です。 |
カスタム警告メッセージ | [警告周期] フィールドに指定した有効期間の限界値を過ぎたユーザーに送信されるカスタム警告メッセージを入力します。 |