ユーザーとサーバーの設定


テキストファイルからユーザーを登録する
ユーザーをテキストファイルから登録するときは、[登録] ダイアログボックスにある [テキストファイルの読み込み] ボタンを使用して、ユーザーをインポートします。これによってユーザー登録キューにユーザーのエントリが作成され、ユーザー設定を個別に変更できるようになります。

テキストファイルを NOTES.INI ファイルに追加し、参照先のテキストファイルの指定を求めるメッセージが表示されないようにするには、BatchRegFile= filename を NOTES.INI ファイルに入力します。

BatchRegSeparator = character を NOTES.INI ファイルに追加して、テキストファイルの区切り文字を定義することもできます。テキストファイル内のユーザーパラメータ設定に使用されている文字を区切り文字に使用することはできません。BatchRegSeparator を指定しない場合は、セミコロン (;) を区切り文字として使用できます。

NOTES.INI 変数について詳しくは、http://www-128.ibm.com/developerworks/lotus/documentation/notes-ini/ を参照してください。

ユーザーのグループに適用される設定これらのユーザー設定は変更できます。ただし、メニューから [ユーザー] - [ユーザー] - [登録] を選択し、ユーザーをインポートして登録する前でなければ変更はできません。次の設定は、グループのすべてのユーザーに適用されます。


テキストファイルを設定するテキストファイルを設定するには、各ユーザーのテキストファイルに 1 行、行を作成します。 下の表に示されている順番どおりに、個々のユーザーに対してパラメータを入力します。パラメータを区切ったり、指定しないと決めた連続するパラメータの代わりとして、セミコロンを 1 つ使用できます。
たとえば、テキストファイル内の下記の行は、姓とパスワードだけを指定します。
テキストファイル内の下記の行は、完全な名前、パスワード、メールサーバー、ユーザーセットアップポリシーを指定します。
姓のパラメータとパスワードパラメータだけが必須であることに注意してください。
順番パラメータ設定
1ユーザーの姓。このパラメータは必須です。
2ユーザーの名前。
3ミドルネームのイニシャルユーザーのミドルネームの頭文字。
4組織単位階層名に追加する別のレベルの名前。この名前は、名前が同じで、同じ認証者によって認証されている 2 人のユーザーを区別します
5パスワードユーザーのパスワード。このパラメータは必須です。
6ID ファイルディレクトリユーザーの ID を保存するディレクトリ。ID を Domino ディレクトリに添付ファイルとして保存するだけではなく (あるいは Domino ディレクトリに保存する代わりに)、このディレクトリにも保存できます。

登録前に、このディレクトリを作成する必要があります。このパラメータを有効にするには、ユーザー ID を保存するために [ID 情報] パネルにある [ファイル] オプションを選択しなければなりません。このパラメータは、[ユーザー登録 - 新規登録] ダイアログボックスに表示されるデフォルトの ID ディレクトリを上書きします。

7ID ファイル名ID ファイルに割り当てる名前。このファイル名は、ID を ID ファイルディレクトリに保存する場合のみ適用されます。ユーザー ID ファ

イル名を指定しないと、ユーザーの名前に基づいて、ファイル名が ID ファイルに割り当てられます

8メールサーバー名ユーザーのメールサーバーの名前。このパラメータは、登録時に選択した名前を上書きします。
9メールファイルのディレクトリユーザーのメールファイルディレクトリ。
10[メールファイル名]ユーザーのメールファイル名。このパラメータを使用しないと、ユーザーが Lotus Notes メールを使用している場合は、ユーザーの名前に基づいてファイル名が割り当てられます。
11[ロケーション]ユーザーのユーザー文書に追加される説明的なロケーション情報。メールの宛先をこのユーザーに指定したときに、同じ名前のユーザーが別にいる場合、ロケーションを表示して、送信者が 2 人のユーザーを区別するのを助けます。
12[コメント]ユーザーのユーザー文書に追加される識別コメント。
13転送先アドレスユーザーへの完全な経路。たとえば、JSmith@acme.com。テキストファイルにこの情報を入力しないと、ユーザーのユーザー文書の [転送先アドレス] フィールドを編集できます。このパラメータは、[その他] と [他のインターネット] メールユーザーだけに使用できます。
14プロフィールユーザーセットアッププロフィールの名前。
15[ローカル管理者]IBM(R) Lotus Domino(R) ディレクトリの [作成者] アクセス権があるユーザーの名前。このユーザーは、ユーザーのユーザー文書を変更できます。
16[インターネットアドレス]ユーザーのインターネットアドレス。このパラメータは、Lotus Notes、POP3、Lotus Domino Web Access、IMAP メールで必要です。
17短縮名この名前はデフォルトで入力されます。インターネットアドレスが入力されないと、インターネットの戻りアドレスを作成するために、短縮名が使用されます。
18ユーザー名の別名ユーザーの別名。このユーザーの登録に使用される認証者 ID は、ユーザー名の別名言語が含まれていなければならないことに注意してください。
19組織単位の別名名前が同じで、同じ認証者 ID で認証されている 2 人のユーザーを区別する語句。このユーザーの登録に使用される認証者 ID は、別名言語が含まれていなければならないことに注意してください。
20メールテンプレートファイル使用するメールテンプレートのファイル名。

テキストファイルからユーザーを登録するにはLotus Notes は、[システム管理プリファレンス] で指定された認証者 ID を使用します。この指定がないときは、NOTES.INI ファイルの CertifierIDFile 設定で指定された ID が使用されます。
1 登録を開始する前に、下記の権限があることを確認します。 2 テキストエディタを使用して、個々のユーザーの ID 情報が入っているテキストファイルを作成します。

3 Lotus Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブをクリックします。

4 サーバーペインで、動作元のサーバーを選択します。

5 [Domino ディレクトリ] を選択して、[ユーザー] をクリックします。

6 ユーザーのインポートと登録方法によって、手順 7 か手順 8 を実行します。

7 ユーザーを登録して個々の設定を適用するには、次の手順に従います。

登録設定の指定について詳しくは、「詳細 Lotus Notes ユーザー登録を使用する」を参照してください。

8 グループとしてユーザーを登録し、設定を適用するには、次の手順に従います。

システム管理プリファレンスと登録プリファレンスの設定について詳しくは、「Lotus Domino Administrator のプリファレンスを設定する」および「[登録] プリファレンスを設定する」を参照してください。

変更できる設定について詳しくは、「詳細 Lotus Notes ユーザー登録を使用する」を参照してください。

関連項目