ディレクトリサービス
Domino ディレクトリまたは拡張ディレクトリカタログを使用して Lotus Notes メールのアドレスを指定する2 次 Domino ディレクトリに登録されている Lotus Notes ユーザーやエントリが拡張ディレクトリカタログに集約されているユーザーに対し、Lotus Notes ユーザーが容易にメールを送信できるようにするには、Lotus Notes ユーザーのメールサーバーまたはディレクトリサーバーにあるディレクトリに対してディレクトリアシスタントを設定します。それによって、Lotus Notes ユーザーは次のことができます。
ロケーション文書について詳しくは、『Lotus Notes 8 ヘルプ』を参照してください。
2 次 Domino ディレクトリを集約したローカルのモバイルディレクトリカタログを Lotus Notes ユーザーが使用している場合は、ディレクトリアシスタントを使用せずに、クライアント上でローカルに 2 次 Domino ディレクトリにあるユーザーの名前とアドレスが検索されます。アドレスの入力補完機能は、Lotus Notes Client 上にあってモバイルディレクトリカタログを使用するように設定されたサーバーまでは対象としません。
メモ Domino ディレクトリに対して指定されたドメインがサーバーの 1 次ドメインと同じである場合、サーバーは常に、[ディレクトリアシスタント] データベースでその Domino ディレクトリを使用して Lotus Notes メールのアドレスを指定できます。これは、[このドメインを利用可能にする先] で[Notes クライアントとインターネットの認証/承認] を選択したかどうかには関係なく可能です。
リモート LDAP ディレクトリによる Lotus Notes メールのアドレス指定リモート LDAP ディレクトリに登録されているユーザーに対して Lotus Notes ユーザーが容易にメールを送信できるようにするには、そのユーザーのメールサーバーまたはディレクトリサーバーでその LDAP ディレクトリに対するディレクトリアシスタントを設定します。これにより Lotus Notes ユーザーは、[F9] キーを押すと、Lotus Notes メッセージのアドレス指定フィールドに入力した名前を LDAP ディレクトリから取得して、そのアドレスを解決できます。ユーザーがアドレスを解決しない場合は、Lotus Notes ユーザーがメールを送信したときに、Lotus Notes Client がディレクトリアシスタントを使用してアドレスを解決します。Lotus Notes Client がアドレスを解決しない場合は、ルーターがディレクトリアシスタントを使用してアドレスを解決します。リモート LDAP ディレクトリでの名前の検索では、Lotus Notes Client はアドレスの入力補完機能を使用しません。またこの場合、Lotus Notes ユーザーは、[宛先の選択] ダイアログボックスでリモート LDAP ディレクトリから名前を参照して選択することはできません。 リモート LDAP ディレクトリを使用して Lotus Notes メールのアドレスを指定する場合の LDAP アカウントとディレクトリアシスタントの比較 IBM(R) Lotus Notes(R) Client では、連絡先の LDAP アカウントを使用することにより、ディレクトリアシスタントを使用せずにリモート LDAP ディレクトリサーバーに直接接続できます。Lotus Notes ユーザーは、LDAP アカウントを使用することにより、LDAP スタイルの検索クエリーでリモート LDAP ディレクトリにあるアドレスを検索できます。
また、LDAP アカウントを保守する手間を省くためにディレクトリアシスタントを使用することもできます。これは、リモート LDAP ディレクトリの設定に変更があった場合などに有利です。
連絡先でのアカウントの作成について詳しくは、『Lotus Notes 8 ヘルプ』を参照してください。
リモート LDAP ディレクトリを使用して Lotus Notes メールのアドレスを指定する際に使用するメール形式を選択する Lotus Notes ユーザーがリモート LDAP ディレクトリにいるユーザーにメールを送信できるようにディレクトリアシスタントを設定するには、LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書にある [LDAP] タブで [優先するメール形式] オプションを使用して、Lotus Notes Client が使用するメールアドレスの形式を次のように選択します。
関連項目