ディレクトリサービス
また、Domino ディレクトリは、システム管理者が Lotus Domino システムを管理するためのツールとしても機能します。たとえば、システム管理者は、Domino ディレクトリに文書を作成することにより、複製やメール配信を目的としたサーバーへの接続や、サーバータスクのスケジューリングができます。
サーバーが LDAP サービスを実行していれば、LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) を使用して Domino ディレクトリにアクセスできます。
通常、Domino ディレクトリと Lotus Domino ドメインは 1 対 1 で対応しています。Lotus Notes ドメインに最初のサーバーを設定すると、NAMES.NSF という名前の Domino ディレクトリデータベースが自動的に作成されます。ドメインにサーバーを追加すると、そのサーバーに Domino ディレクトリのレプリカが自動的に作成されます。
Domino ディレクトリは、PUBNAMES.NTF テンプレートから手動で作成することもできます。それを 2 次ディレクトリとして使用して、たとえばインターネットユーザーのエントリを格納できます。
Domino ディレクトリには、データベースのパフォーマンスを最適化するための、次のようなデータベースプロパティが用意されています。デフォルトでは、これらのプロパティは有効になっています。