LOTUS DOMINO と DB2


DB2 サーバー有効化ツールにより設定される NOTES.INI 変数
DB2 サーバー有効化ツールでは、入力したデータを使用して以下に示す NOTES.INI 値を設定します。DB2 サーバー有効化ツールを実行し、サーバー文書の更新後にサーバーを初めて再起動すると、NOTES.INI 設定が NOTES.INI ファイルに追加されます。 これらの設定を変更するには、サーバー文書で [IBM(R) DB2 Universal Database(TM) Enterprise Server Edition] タブを使用する必要があります。

IBM(R) Lotus Domino(R) Server と DB2 サーバーとの接続を有効にしている場合、NOTES.INI ファイルを開き、決定されている設定を確認することができます。

サーバー文書の更新について詳しくは、「サーバー文書の DB2 値を設定、更新する」を参照してください。
NOTES.INI の設定説明
DB_CREATION_DEFAULT_TYPELotus Domino データを作成、保存するのに使う形式を表示します。デフォルト値は DB2 です。指定するデフォルトタイプ (DB2 または NSF) がここに表示されます。
DB2DIRECTORY(省略可能) 指定した場合は、Lotus Domino データベースのテーブルスペースが保存される 1 つ以上のディレクトリ名を保存します。このフィールドが空白の場合、DB2 対応 IBM(R) Lotus Notes(R) データベースは、デフォルトの DB2 データディレクトリを使用します。

メモ 同じ DB2 サーバーの別々のインスタンスに複数の Lotus Domino Server が接続されている場合は、指定した DB2 ディレクトリがそれぞれの Lotus Domino Server で一意である必要があります。または、DB2 ディレクトリを空白にしておく必要があります。この設定は詳細設定であり、ほとんどの場合、デフォルトを使用できます。

DB2INSTANCELotus Domino 環境として指定する DB2 インスタンス名または DB2 ノード名を保存します。
DB2DATABASE(省略可能) このフィールドを空白にすると、デフォルト名 DOMINO が使用されます。指定する DB2 データベース名を保存します。
DB2INIT次の値のいずれかを表示します。
  • [Create] - Lotus Domino の起動時に新規 DB2 データベース、テーブル、テーブルスペース、その他の DB2 オブジェクトを作成するときに指定します。
  • [OK] - DB2 オブジェクトの作成後、この設定が OK に設定されます。たとえば、新規の DB2 対応 Lotus Notes データベースが正常に作成されると、この変数は OK を表示します。
DB2UDFSERVERDB2 でインストールした DB2 Access サーバー名を保存します。このサーバー名は、DB2 Access ビューに使われます。
DB2UDFPATHDB2 Access サーバーのロケーションのフルパスを保存します。DB2 データベースはこのパスを使用して、DB2 Access サーバーの DLL にアクセスします。
DB2DBCODEPAGEDB2 データベースを作成するときに使用するコードページを示します。DB2 データベースの作成後、この設定は無視されます。デフォルトである UTF-8 は変更しないでください。
DB2_DBS_PER_SCHEMA1 つの DB2 グループに保存できる DB2 対応 Lotus Notes データベースの最大数。
DB2LOCALEデフォルト設定を使用しない場合は、DB2 サーバー有効化ツールによりこの NOTES.INI 変数が追加されます。
関連項目