モニタリング


Solaris 用に Lotus Domino SNMP Agent を設定する
プラットフォームごとに 1 回、以下の手順に従い Solaris 用に IBM(R) Lotus Domino(R) SNMP Agent を設定します。

メモ Lotus Domino SNMP Agent を使用する前に、TCP/IP と SNMP がサーバーに正常にインストールおよび設定されていることを確認します。配布された NET-SNMP Master Agent を使用する場合は、「Lotus Domino SNMP Agent で NET-SNMP を使用する」を参照してください。それ以外の場合は、使用中の Master SNMP Agent が SMUX プロトコル (RFC 1227 準拠) をサポートしていることを確認してください。Lotus Domino 実行可能ファイルと Domino データディレクトリが検索パスにあることを確認します。

ヒント 配布された NET-SNMP Master Agent を使用している場合、トラップ転送先とコミュニティ名は /etc/net-snmpd.conf ファイルに設定されています。UCD-SNMP も NET-SNMP も使用していない場合は、使用しているマスターエージェント技術のマニュアルを参照してください。リモートから管理するインフラストラクチャ用には、適切なトラップ転送先およびコミュニティ名を設定してください。

メモ Lotus Domino SNMP Agent は、自動的に実行されるように設定されます。Lotus Domino SNMP Agent がいったん設定されると、Lotus Domino が実行されていない場合も含めて、ほぼ常時実行されることになります。後日 Lotus Domino をアップグレードするときは、アップグレードプロセスを開始する前に、LNSNMP プロセスを停止してください。

メモ 次のコマンドを root ユーザーとして実行します。

1 LNSNMP プロセスを停止します。次のコマンドを入力します。


2 Master SNMP Agent を停止します。配布された NET-SNMP Master Agent を使用している場合は、次のコマンドを入力します。
3 Master SNMP Agent が LNSNMP を SMUX ピアとして受け入れるように設定します。配布された NET-SNMP Master Agent を使用している場合は、すでに設定済みです。配布された NET-SNMP Master Agent を使用していない場合は、Master SNMP Agent のマニュアルを参照してください。次の 3 つのパラメータが LNSNMP の SMUX 認証に関連付けられています。
4 Master SNMP Agent を起動します。配布された NET-SNMP Master Agent を使用している場合は、次のコマンドを入力します。
5 LNSNMP プロセスを起動します。次のコマンドを入力します。
6 LNSNMP スクリプトへのリンクを作成します。次のコマンドを入力し、必要に応じて Lotus Domino 実行可能ファイルのパスを変更します。
7 再起動後に LNSNMP が再開されるようにします。次のコマンドを入力します。
以上で、Solaris 固有部分の Lotus Domino SNMP Agent の設定作業は完了です。この後は、「Lotus Domino SNMP Agent の設定を完了する」で説明する手順に従ってください。

関連項目