ユーザーとサーバーの設定


休日文書を作成する
休日文書を使用すると、組織でスケジュールした休日やイベントの情報が含まれる文書を集中管理できます。ユーザーは休日文書の種類を選択して呼び出し、その情報を個人用カレンダーに追加できます。IBM(R) Lotus Domino(R) には、編集または削除可能なデフォルトの休日文書が含まれています。また、組織固有のニーズに応じて、休日文書を追加することもできます。休日文書は Domino ディレクトリに保存されます。

休日文書はグループ名で分類されます。たとえば、常勤社員に適用されるすべての休日を含むグループには「Full-time」という名前を付けることができます。Lotus Domino に付属するデフォルトの休日文書は、アメリカやイタリアなどの国名のグループに分類されており、各グループには国や宗教の休日に対応した文書が含まれています。システム管理者は組織での用途に合わせてこれらの文書を編集したり削除したりできます。このようにして、ユーザーは特定のグループの休日文書だけを呼び出せます。

既存のグループに文書を追加するには、新しい休日文書の作成時にグループを選択します。新しいグループを作成するには、休日文書に新しいグループ名を入力します。ユーザーは文書名ではなくグループ名で休日文書を呼び出すので、必ず文書をグループに分類するように計画してください。

休日文書を作成するには 1 Lotus Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
2 [ディレクトリサーバー] フィールドで Domino ディレクトリサーバーを選択します。

3 [その他] - [休日] をクリックします。

4 [休日の追加] をクリックします。

5 [基本] タブの次のフィールドに必要な情報を設定します。
称号アクション
グループ次のどちらかの操作を行います。
  • リストからグループを選択します。
  • [作成] キーワードフィールドに新しいグループを追加し、[OK] をクリックします。
休日名休日の名前を入力します。例:クリスマス
繰り返し単位次の選択肢から休日の頻度を指定します。
  • [月 (日付) ]
  • [月 (曜日) ]
  • [年]
  • [カスタム] - [カスタム] を選択したときは、休日を繰り返す日付を 1 つ以上入力します。
6 手順 5 で [繰り返し単位] フィールドで [カスタム] を選択した場合、手順 6 は実行せずに、手順 7 に進みます。
フィールドアクション
開始日最初の休日となる日付を入力します。この日付には、元日など実際の休日の日付か休日の適用を開始する日付のどちらかを入力します。たとえば、6 月から 8 月までの間、隔週金曜日を休日にする場合は、[開始日] には 6 月 1 日と入力し、[期間の指定方法] フィールドで [日付で指定] を選択し、終了日として 8 月 31 日と指定します。
期間の指定方法次のいずれかを選択します。
  • [日付で指定] - こちらをクリックしたら、[終了日] フィールドに特定の日付を入力します。
  • [期間で指定] - こちらをクリックしたら、休日を繰り返す期間 (月数または年数) を [次の期間] フィールドに指定します。
終了日

([期間の指定方法] フィールドで [日付で指定] を選択すると表示されます)

休日を繰り返す最終日を入力します。
次の期間

([期間の指定方法] フィールドで [期間で指定] を選択すると表示されます)

休日を繰り返す期間を月数または年数で入力します。
繰り返し間隔

([月 (日付)] または [月 (曜日)] に適用)

休日の頻度を月数と日数で指定します。
週末にかかる場合

([月 (日付)] のみに適用)

次のいずれかを選択します。
  • [移動させない]
  • [金曜日に移動]
  • [月曜日に移動]
  • [週日に移動]
7 手順 5 で [繰り返し単位] フィールドに [カスタム] を選択した場合にだけ、この手順を実行します。
フィールド設定
繰り返し日付

([カスタム] だけに適用)

休日の日付を入力します。例:01/01/02、01/02/2003
8 次のフィールドに必要な情報を設定します。
時間を次でマーク各ユーザーのカレンダーへの休日の記録方法を選択します。
  • [予定あり] - この休日はユーザーのスケジュールに予約済みの時間として表示されるため、ミーティングを予約できません。
  • [空き] - この休日はユーザーのスケジュールに空き時間として表示され、ミーティングを予約できます。
説明(省略可能) 休日の詳細な説明を入力します。
9 [保存して閉じる] をクリックします。

デフォルトの休日文書を表示するにはIBM(R) Lotus Domino(R) には、世界中の休日に関する情報が含まれたデフォルトの休日文書が用意されています。休日文書は国や宗教ごとにグループに分類されています。たとえば、Italy グループにはイタリアの休日に関する文書が含まれています。
1 Lotus Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。

2 [ディレクトリサーバー] フィールドで Domino ディレクトリサーバーを選択します。

3 [その他] - [休日] をクリックすると、デフォルトの休日文書がすべて表示されます。

既存の休日文書を修正するには既存の休日文書を変更、削除した場合、メールファイルからの呼び出しを実行すると、その変更内容がユーザーの個人用カレンダーに反映されます。
1 Lotus Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。

2 [ディレクトリサーバー] フィールドで Domino ディレクトリサーバーを選択します。

3 [その他] - [休日] をクリックします。

4 休日に適用する地理的または宗教的なカテゴリを選択します。

5 任意の休日文書を選択し、[休日の編集] をクリックします。

6 必要に応じてフィールドを編集します。

各フィールドについて詳しくは、「休日文書を作成するには」を参照してください。

関連項目