JAVA/CORBA クラス


Item クラス

文書内の不連続の値または値の集合を表します。

クライアントインターフェースでは、文書内のアイテムはフォーム上のフィールドを使用して表示されます。フォーム上のフィールドと文書内のアイテムが同じ名前の場合、フィールドはアイテムを表示します (たとえば、[Subject] フィールドは Subject アイテムを表示します)。

ユーザーインターフェースに文書を表示する際に使われるフォームにかかわらず、文書内のすべてのアイテムはプログラムからアクセスできます。

構文
public class Item extends Base

派生クラス
RichTextItem は Item クラスから継承します。

包含関係
スーパークラス:Document

サブクラス:DateTimeMIMEEntity

プロパティ
DateTimeValue (getDateTimeValue と setDateTimeValue を使用)

InputSource (getInputSource を使用)

InputStream (getInputStream を使用)

IsAuthors (isAuthors と setAuthors を使用)

IsEncrypted (isEncrypted と setEncrypted を使用)

IsNames (isNames と setNames を使用)

IsProtected (isProtected と setProtected を使用)

IsReaders (isReaders と setReaders を使用)

IsSaveToDisk (isSaveToDisk と setSaveToDisk を使用)

IsSigned (isSigned と setSigned を使用)

IsSummary (isSummary と setSummary を使用)

LastModified (getLastModified を使用)

Name (getName を使用)

Parent (getParent を使用)

Reader (getReader を使用)

Text (getText を使用)

Type (getType を使用)

ValueDouble (getValueDouble と setValueDouble を使用)

ValueInteger (getValueInteger と setValueInteger を使用)

ValueLength (getValueLength を使用)

Values (getValues と setValues を使用)

ValueString (getValueString と setValueString を使用)

メソッド
abstractText

appendToTextList

containsValue

copyItemToDocument

getMIMEEntity

getValueCustomData

getValueCustomDataBytes

getValueDateTimeArray

parseXML

recycle

remove

setValueCustomData

setValueCustomDataBytes

toString

transformXML

作成方法
新しい Item オブジェクトを作成するには、次の 2 つの方法があります。


変更した文書をディスクに保存する場合は、文書に対して save を呼び出す必要があります。文書の表示に使われるフォーム上に新規アイテムと同じ名前のフィールドがない場合は、この新規アイテムはユーザーインタフェースには表示されません。

ビューまたはフォルダに値を表示する場合は、setSummary を明示的に呼び出して true を指定します。

アクセスタイプ
既存の Item オブジェクトにアクセスするには:


Document には、Item オブジェクトを作成しなくてもアイテムにアクセスできるメソッドがあります。この場合はアイテム名を認識している必要があります。
リッチテキストアイテム
RichTextItem は Item のプロパティとメソッドを継承しますが、これ以外にもリッチテキストの操作に活用できるプロパティとメソッドがあります。

変更を保存する
アイテムを作成したり変更した後は、親文書の save メソッドを呼び出して変更を保存する必要があります。

プログラムが終了する前に save を呼び出さないと、Item オブジェクトに加えた変更はすべて失われます。


関連項目