JAVA/CORBA クラス
全文検索を指定すると、データベース内の次の文書を返します。
定義が行われるクラス AgentContext 型
構文 public DocumentCollection unprocessedFTSearchRange(String query, int maxdocs, int start) throws NotesException
public DocumentCollection unprocessedFTSearchRange(String query, int maxdocs, int sortopt, int otheropt, int start) throws NotesException
パラメータ String query
このメソッドはエージェントだけに有効です。
動作方法 このメソッドは、次の 2 段階で動作します。
返される文書 次の表に、unprocessedFTSearch によって返される文書を示します。エージェントの実行前に、1 度文書が選択されます。
このメソッドで指定された全文検索条件に一致すること
エージェントが最後に実行されてから新規作成または更新されていること
[エージェントのプロパティ] ボックスで指定された検索条件に一致すること
updateProcessedDoc メソッドは、メソッドの呼び出し元の特定のエージェントに対してのみ、文書を処理済みとしてマークします。あるエージェントで updateProcessedDoc を使っても、別のエージェントが処理する文書には影響ありません。
他のすべてのエージェントとビューアクションでは、updateProcessedDoc は無効となります。
ビューアクション unprocessedFTSearch はビューアクション内で使用された場合、選択した文書に対して実行されるエージェントと同じ文書を返します。
全文索引 データベースに全文索引が作成されていなくてもこのメソッドは動作しますが、処理効率は低下します。索引を調べるには、isFTIndexed を使います。ローカルデータベースに索引を作成するには、updateFTIndex を使います。
デフォルトでは、このメソッドは最大 5,000 件の文書を返します。索引付きのデータベースまたは索引は付いていないがクライアントのエージェントで実行されているデータベースの場合は、Notes.ini 変数 FT_MAX_SEARCH_RESULTS でこの制限を変更します。索引が付いておらず、サーバーのエージェントで実行されているデータベースの場合は、Notes.ini 変数 TEMP_INDEX_MAX_DOC も設定する必要があります。絶対的な最大値は 2,147,483,647 となります。
オプション ソートオプションを指定しないと、文書は適合スコアによりソートされます。コレクションを適合スコアに従ってソートすると、最も関連性の高い文書が先頭に配置されます。コレクション内の各文書の適合スコアにアクセスするには、Document の FTSearchScore プロパティを使います。
日付によるソートを指定した場合は、適合スコアは取得されません。返された DocumentCollection を Newsletter オブジェクトに渡すと、ソートオプションに応じて文書作成日または適合スコアのいずれかを使って、文書リンクレポートが書式化されます。
検索構文 語句を検索するには語句をそのまま入力します。ただし検索キーワードは引用符で囲む必要があります。リテラル内の二重引用符はエスケープ処理してください。
ワイルドカード、演算子、およびその他の検索構文も使用できます。構文規則について詳しくは、『Lotus Notes ヘルプ』の「特定のテキストを含む文書をデータベースで検索する」を参照してください。
クロスリファレンス LotusScript NotesDatabase クラスの UnprocessedFTSearchRange メソッド
例 関連項目