JAVA/CORBA クラス


Name クラス

ユーザー名またはサーバー名を表します。

構文
public class Name extends Base

包含関係
スーパークラス:AgentContextSession

プロパティ
Abbreviated (getAbbreviated を使用)

Addr821 (getAddr821 を使用)

Addr822Comment1 (getAddr822Comment1 を使用)

Addr822Comment2 (getAddr822Comment2 を使用)

Addr822Comment3 (getAddr822Comment3 を使用)

Addr822LocalPart (getAddr822LocalPart を使用)

Addr822Phrase (getAddr822Phrase を使用)

ADMD (getADMD を使用)

Canonical (getCanonical を使用)

Common (getCommon を使用)

Country (getCountry を使用)

Generation (getGeneration を使用)

Given (getGiven を使用)

Initials (getInitials を使用)

IsHierarchical (isHierarchical を使用)

Keyword (getKeyword を使用)

Language (getLanguage を使用)

Organization (getOrganization を使用)

OrgUnit1 (getOrgUnit1 を使用)

OrgUnit2 (getOrgUnit2 を使用)

OrgUnit3 (getOrgUnit3 を使用)

OrgUnit4 (getOrgUnit4 を使用)

Parent (getParent を使用)

PRMD (getPRMD を使用)

Surname (getSurname を使用)

メソッド
recycle

toString

作成方法
新しい Name オブジェクトを作成するには、Session の createName を使います。

使用法
正規の階層名とは、スラッシュで分けられた一連のコンポーネントです。各コンポーネントはキーワードと等号で始まります。Domino 名には、以下のコンポーネントを使用します。CN (共通名)、OU (組織単位 - 4 つまで可能)、O (組織)、C (国)。Domino 名は以下のコンポーネントを使用しませんが、このクラスでは認識します。G (名)、I (イニシャル)、S (姓)、Q (世代。たとえば「Jr」など)、A (ADMD 名)、P (PRMD 名)。

以下に、正規のフォーマットでの Domino 階層名を例示します。使用可能な組織的単位を 2 つ使います。階層は右から左に示されるため、East は組織単位 1 で Sales は組織単位 2 となります。


短縮名とは、スラッシュで分けられた一連のコンポーネントです。コンポーネントはキーワードで識別されませんが、ID の順番で決定されます。短縮名のフォーマットで上記の名前を表すと、以下のようになります。
このクラスでは、正規名を短縮するとあいまいになる可能性がある場合には短縮しません。たとえば「CN=John B Goode/OU=East」は、「East」が組織単位というよりも組織名のように見えることから短縮できません。このクラスは、正規名が Domino 名で使用されないコンポーネントを含んでいる場合にも、名前を短縮しません。

短縮名を指定する場合、Domino 名で使用されるコンポーネントだけを含めることができます。コンポーネントは正しいシーケンスである必要があります。以下に使用できる例を示します。


共通名は、自動的に階層なしの名前として判断されます。後にスラッシュが続く共通名には、有効なユーザーの組織情報と国情報を指定できます。

RFC 821 または RFC 822 に準拠する名前は、インターネットアドレスとして認識されます。以下にインターネットアドレスの例を示します。


現在の Domino ユーザーの第 1 ユーザー名とユーザー名の別名を取得するには、Session の getUserNameListgetUserNameObject を使います。完全なユーザー名と共通のユーザー名を文字列形式で取得するには、Session の getUserNamegetCommonUserName を使います。

クロスリファレンス
LotusScript の NotesName クラス

式言語の @Name 関数


関連項目