アプリケーションの設計


アプリケーションへのアクセスを拡張する
Domino アプリケーションは、設計プロセスの最中でもアプリケーションの完成および導入後でも、外部ツールからアクセスしやすくなっています。

Lotus Domino Designer 6 では、次のことができます。


サードパーティー製の設計ツールを使用する
Lotus Domino Designer 6 では、Domino Designer 内からサードパーティー製のアプリケーションを起動できます。Designer のメニューバーには新たな [ツール] メニューオプションがあり、サードパーティー製のアプリケーションへのリンクを「ツール」として保存できます。たとえば、Dreamweaver などの Web 開発アプリケーションを「Web work」という名前のツールとしてツールメニューに追加できます。Macromedia Dreamweaver を使って Designer アプリケーションに HTML を追加する場合は、ツールメニューから「Web work」を選択して Dreamweaver を起動できます。

詳しくは、「Designer ツールメニューをカスタマイズする」を参照してください。

リモート開発環境で WebDAV を使用する
WebDAV (Web-based Distributed Authoring and Versioning) はデータベースに対して [設計者] のアクセス権を持つユーザーが、Web 上で WebDAV 開発ツールを使って、HTML ページ、イメージ、スタイルシートなどのファイルベースの設計要素を使用できる技術です。

Domino を WebDAV に準拠させることにより、ファイルベースの設計要素の強化に使用できる方法は拡張されます。Lotus Domino Designer Release 6 では、アプリケーションの開発に使用するツールを選択できます。

詳しくは、「WebDAV クライアントを使用してデータベースリソースを編集および管理する」を参照してください。

フィールドから外部データソースにアクセスする
Designer では、データコネクションリソースを使って NSF データベース文書のフィールドと外部データソースのフィールドとの接続を設定できます。外部データソースには、リレーショナルデータベースやトランザクションデータベースなどがあります。これは、Notes アプリケーションを使って基幹データにアクセスできることを意味します。

詳しくは、「データベースコネクションリソースを作成する」を参照してください。

アプリケーションをオフラインで使用する
Domino Off-Line Services (DOLS) により、オフラインのユーザーでも Designer にアクセスできます。DOLS により、ユーザーは Domino Web アプリケーションをオフラインにして、アプリケーションを変更または追加した後、アプリケーションのレプリカを元のアプリケーションと同期させることができます。さらに、Web ブラウザからアプリケーションにアクセスできるため、Notes は必要ありません。この機能により、ユーザーによるアプリケーションへのアクセス方法が増大します。

詳しくは、「DOLS 開発者タスクの概要」を参照してください。

同僚とインスタントメッセージを交換する
Lotus Instant Messaging 製品は、チームメンバー間のリアルタイム通信を可能にする強力なツールです。Lotus Domino Designer 6.5 では、Lotus Instant Messaging を Domino アプリケーションに組み込むことができます。

詳しくは、「アプリケーションにインスタントメッセージ機能を追加する」を参照してください。

関連項目