LOTUSSCRIPT /COM/OLE のクラス
文書のフォームにデフォルト値、変換式、確認式が定義されている場合に、これらの式を実行して文書を検証します。
定義位置 NotesDocument 型
構文 flag = notesDocument.ComputeWithForm( doDataTypes, raiseError )
パラメータ doDataTypes
1 フォームが文書に保存されている場合、そのフォームが使われます。
2 文書にフォームが保存されていない場合、Form アイテムが示すフォームが使われます。データベースのデフォルトのフォームが文書中のアイテムを表していない場合、Form アイテムを必ず指定する必要があります。
3 文書に Form アイテムがない場合、データベースのデフォルトのフォームが使われます。
Notes のユーザーインターフェースでは、文書の作成にフォームを使わなければなりません。文書はフォームの入力確認式の要求を満たさなければなりません。文書がこのような要求を満たしていない場合は、ユーザーインターフェースによって知らされます。Notes クラスを使うとフォームを使わずに文書を作成できます。ComputeWithForm メソッドを使うと、文書に配置されたデータがフォームの要求を満たすかどうかを調べることができます。ただし、ユーザーインターフェースとは違い、ComputeWithForm が False を返すかエラーを起こした場合でも文書を保存できます。
しかし、新しい文書の作成時には、バックエンドにフォームアイテムは存在しません。ComputeWithForm がデフォルトのフォームを使用しないようにするには、文書の作成時にそのフォーム上に [Form] フィールドを組み込みます。このように、まずバックエンドから準備することによって、新しい文書で期待される結果を得ることができます。でなければ、作成した文書のフォームではなく、デフォルトのフォームに存在するフィールドに基づく結果しか得られません。
クロスリファレンス Java Document クラスの computeWithForm メソッド
式言語の @IsValid
例