式言語


@Platform
現在実行中の Lotus Notes/Domino のプラットフォームバージョンの名前を返します。

構文
@Platform( [SPECIFIC] )

パラメータ
[SPECIFIC]


戻り値
platform キーワード [Specific] を指定すると、次のアイテムが含まれている文字列リストが返されます。
たとえば、Windows 16 ビットプラットフォームでは、@Platform([Specific]) は「Windows/16;3.11;MS-DOS;6.22」を返します。

使い方
@Platform を列式、選択式、スケジュール設定されたエージェント式で使うと、データベースが保存されている現在のプラットフォームが返されます。データベースがサーバーに保存されているときは、サーバーのプラットフォームが返されます。データベースがローカルに保存されているときは、クライアントのプラットフォームが返されます。

作成するアプリケーションで実行する操作の中に、Lotus Notes/Domino のプラットフォームバージョンによっては実行できないもの (DDE 関連の関数など) が含まれていることもあります。このような場合、エラーが返されないようにするために、@Platform を使ってその操作を実行するかしないかを判断できます。

@Platform([Specific]) を使用すると、Windows 32 プラットフォームを識別したり (NT または 95)、UNIX や OS/2 プラットフォームを識別したりできます。

この関数から返されるのは、サーバーのプラットフォームのみです。Web ユーザーと Notes ユーザーを識別するには、@ClientType を使います。

Web アプリケーションでは、@Platform からはプラットフォームのみが返されます。

クロスリファレンス
LotusScript NotesSession クラスの Platform プロパティ

Java Session クラスの Platform プロパティ

関連項目