式言語
構文 @Platform( [SPECIFIC] )
パラメータ [SPECIFIC]
下記のプラットフォーム名のいずれかです。
一次オペレーティングシステムの現在のバージョン番号です。これは詳細な番号で、たとえば 3.11 となります。UNIX プラットフォームでは、@Platform([SPECIFIC]) はバージョン番号を返さず、プラットフォーム名だけを返します。
二次オペレーティングシステムの名前です。たとえば MS-DOS 上で Windows/16 が稼動している場合は、MS-DOS が二次オペレーティングシステムです。値は一次オペレーティングシステムの値と同様です。ほとんどのプラットフォームには二次オペレーティングシステムはありません。
二次オペレーティングシステムの現在のバージョン番号です。
使い方 @Platform を列式、選択式、スケジュール設定されたエージェント式で使うと、データベースが保存されている現在のプラットフォームが返されます。データベースがサーバーに保存されているときは、サーバーのプラットフォームが返されます。データベースがローカルに保存されているときは、クライアントのプラットフォームが返されます。
作成するアプリケーションで実行する操作の中に、Lotus Notes/Domino のプラットフォームバージョンによっては実行できないもの (DDE 関連の関数など) が含まれていることもあります。このような場合、エラーが返されないようにするために、@Platform を使ってその操作を実行するかしないかを判断できます。
@Platform([Specific]) を使用すると、Windows 32 プラットフォームを識別したり (NT または 95)、UNIX や OS/2 プラットフォームを識別したりできます。
この関数から返されるのは、サーバーのプラットフォームのみです。Web ユーザーと Notes ユーザーを識別するには、@ClientType を使います。
Web アプリケーションでは、@Platform からはプラットフォームのみが返されます。
クロスリファレンス LotusScript NotesSession クラスの Platform プロパティ
Java Session クラスの Platform プロパティ
関連項目