JAVA/CORBA クラス


ViewNavigator クラス

ビューのナビゲータを表します。ビューナビゲータにより、ビューにあるエントリのすべてまたはエントリのサブセットにアクセスできます。

構文
public class ViewNavigator extends Base

包含関係
スーパークラス: View

サブクラス:ViewEntry

プロパティ
CacheSize (getCacheSize と setCacheSize を使用)

Count (getCount を使用)

MaxLevel (getMaxLevel と setMaxLevel を使用)

ParentView (getParentView を使用)

メソッド
getChild

getCurrent

getFirst

getFirstDocument

getLast

getLastDocument

getNext

getNextCategory

getNextDocument

getNextSibling

getNth

getParent

getPos

getPrev

getPrevCategory

getPrevDocument

getPrevSibling

gotoChild

gotoEntry

gotoFirst

gotoFirstDocument

gotoLast

gotoLastDocument

gotoNext

gotoNextCategory

gotoNextDocument

gotoNextSibling

gotoParent

gotoPos

gotoPrev

gotoPrevCategory

gotoPrevDocument

gotoPrevSibling

recycle

作成方法
ビューナビゲータは、次の View のメソッドを使って作成します。


ビューにあるエントリのすべてまたは一部を表す ViewNavigator オブジェクトが返されます。

使用法
ViewNavigator のメソッドを使うと次のことができます。


ViewNavigator のメソッドは、最後に取得したエントリまたは移動した先のエントリを表す現在のポインタを保持します。

goto メソッドは ViewEntry オブジェクトを作成しないため、ナビゲーションのみを目的とする場合は get メソッドより goto メソッドを使うことをお勧めします。

カテゴリ別にソートされているビューでは、文書はカテゴリの子になります。

ビューに合計エントリがあれば、総合計はカテゴリエントリとみなされ、getLast はその総合計のエントリを返します。カテゴリエントリの columnValues では小計も使えます。

ビューナビゲータと親ビューとの関連付けは保持されます。親ビューを更新すると、ビューナビゲータが影響を受けます。ただし、ビューナビゲータが作成時に空であれば空のままとどまり、親ビューを更新しても何の影響も受けません。

リモート (IIOP) 操作の場合、ViewNavigator はエントリをキャッシュします。現在のポインタを使ってナビゲートするメソッドはキャッシュを利用できます。一方、指定されたエントリに対して相対的にナビゲートするメソッドはキャッシュを活用できません。親ビューを更新すると、キャッシュも更新されます。キャッシュは、親ビューの AutoUpdate が true の場合にオフになり、AutoUpdate が false に設定されると再開されます。キャッシュサイズの設定も可能です。サーバーアクセスを最低限にとどめるには、キャッシュサイズを設定する必要があります。


関連項目