1 ページまたはフォームを開くか、文書のリッチテキストフィールドをクリックします。

2 [作成] - [Java アプレット] を選択します。

3 [Java アプレットの作成] ダイアログボックスで、次のいすれかの手順を行います。

• [ファイルシステムからアプレットを呼び出す] を選択します。
• [基本ディレクトリ] に、アプレットのファイルへのパスを入力します。
• [クラス名] に、メインクラスの名前を入力します。

パスとクラス名の入力の手間を省くには、フォルダアイコンをクリックし、アプレットのメインクラスファイルを参照します。メインクラスファイルをクリックすると、クラスとパスが、該当するフィールドに挿入されます。

5 ローカルファイルシステムまたは [共有リソース] のリストでアプレットファイルを参照し、次の操作のどちらかを実行します。

• 共有リソースアプレットを使用する場合は、アプレットファイルを保存するデータベースを指定します。関連するアプレットファイルを選択し、[すべて追加/置換] をクリックします。
• JAR ファイルとしてパッケージされるアプレットを挿入する場合は、JAR ファイルを選択してから、[すべて追加/置換] をクリックして JAR ファイルを取り込みます。

7 (省略可能) アプレットのパラメータ、属性、およびプロパティを設定します。

メインクラス名を取得する
間違いなく正しいメインクラス名、すなわち、[Java アプレットの作成] ダイアログボックスに入力したメインクラス名を取得するには、テキストエディタを使用して、関連する *.HTML ファイルを開き、この HTML の以下のタグを調べます。

<applet code=filename.class>

たとえば、次の Java アプレットのメインクラス名は ArcTest.class です。

<applet code=ArcTest.class width=400 height=400></applet>

関連ファイルを選択する
アプレットファイルの種類を次に示します。

• クラス -- *.CLASS
• アーカイブ -- *.JAR、*.ZIP、*.CAB
• リソース -- *.JPG、*.JEPG、*.GIF、*.AU
• ソース -- *.JAVA

イルの書き出しや変更を行うユーザーに向けてアプレットを送信する予定がある場合は、ソースファイルも選択します。

JAR ファイルとしてパッケージされるアプレットを挿入する場合は、前述の手順でパスとメインクラス名を入力します。JAR ファイルを参照すると、CLASS 拡張子の付いたファイル名が [クラス名] フィールドに挿入されることに注意してください。ファイル名とメインクラス名は、同じこともあれば、異なることもあります。異なっている場合は [クラス名] フィールドを編集して、正しいメインクラス名に修正します。

なお 1 つのアプレットが、フォーム、文書、またはページなどの複数の箇所で使われている場合には、アプレットのファイルは 1 つだけ保存されます。

CAB または ZIP ファイルとしてパッケージされたアプレットを呼び出す
アーカイブファイル (CAB または ZIP ファイルなど) としてパッケージされるアプレットを呼び出す場合は、アプリケーションユーザーが持つブラウザの種類によって、呼び出されるファイルが異なります。

• Internet Explorer ユーザーの場合は、CAB ファイルを取り込みます。

  メモ Domino は CAB ファイルとしてパッケージされている埋め込みアプレットを表示しません。

• Netscape ユーザーの場合は、ZIP ファイルおよび JAR ファイルを取り込みます。
• ブラウザの種類がこれらのいずれか、または両方が考えられる場合は、CAB、JAR、ZIP の各ファイルを取り込みます。Domino はこれらのファイルに合わせて APPLET タグ部分を作成します。Netscape は CABBASE (または CABINETS) パラメータを無視し、Internet Explorer は ARCHIVE 属性を無視します。

関連項目

アプリケーション中での Java アプレットの使用
アプリケーションへの Java アプレットの追加の概要
Java アプレットを有効にする