LOTUSSCRIPT 言語

LS2J を使用する
LS2J を Notes 内から使うには、LotusScript コードに次の行を含める必要があります。
これによって、LS2J のダイナミックリンクライブラリ (DLL) が Win32 上にロードされ、すべての Application Data Type (ADT) が登録されます。LotusScript には JavaSession ADT が備わっており、JVM と接続するためのインスタンスとして使います。

このステートメントは次のとおりです。


新しい Java セッションが作成されます。JVM が起動していない場合は、この時点で作成されます。

LSX のロードは、LotusScript クライアントによって異なります。Java Virtual Machine (JVM) をどのようにセットアップするかは環境によって決まり、LotusScript がどのように Java データにアクセスするのかも環境により限定されます。

LotusScript から Java クラスファイルにアクセスするには、次の 2 つの方法があります。

1 ユーザーが USE ステートメントを使って指定したスクリプトライブラリからアクセスする。

2 Notes.ini 変数 JavaUserClasses で指定したファイルシステムからアクセスする。

Java クラスの位置を Notes に知らせるには、Notes.ini ファイルに次の行を含めます。


たとえば、Java クラスが E:\LSI\test\java ディレクトリにある場合、Notes.ini ファイルには次の行が含まれています。
Notes 環境では、LotusScript が Java クラスにアクセスして、Java クラスを LotusScript オブジェクトであるかのように使います。たとえば、Java で記述された共有クラスのセットがある場合、これらのクラスを変更しなくても LotusScript で使えます。

関連項目